【相談】
 私(70代女性)の、息子(40代男性)は、高校中退時より、ずっと、引きこもりと、なっています。
 外で、働いたことも、ありません。

 今、私の年金で、生活している状態です。
 この先、私が亡くなって、この息子は、どうしていったらいいのか、心配で、なりません。

 こんなになって、しまうなんて、思いもしませんでした。

 一風先生。
 私と、息子は、どうしたらいいのでしょうか? 
 ご助言、ありましたら、よろしくお願いします。

【神様】
 お前の「人生」の、主人公は、お前であり、
 息子の「人生」の、主人公は、息子である。

 息子の「人生」の、責任は、息子にしか、負えない。

【一風】
 「あなた」の、悲痛な思い、察するに余りあります。さぞかし、ご心配なことと、思います。

 現在の日本では、「8050問題」と、言われている、課題です。
 つまり、80歳となった親が、50歳の(引きこもりの)子どもの面倒をみる、という状況です。
 相当数、あるようです。一説には、50万人以上の方が、おられるようです。

 「あなた」の家庭も、この先、こうなることが、火を見るより明らかな、ようです。

 行政、社会福祉、等に、かかることは、もちろんだと、思われます。
 そして、ちょっとでも、外の世界に、触れさせることが、早期に望まれます。
 趣味の世界でも、かまいません。「お金」にならなくても、かまいません。外の世界との、接触が、何よりも、求められます。

 息子さんは、自分自身で、置かれている状況が、おわかりだと、思われます。そして、これでは、いけないことは、自覚できていると、思われます。
 
 趣味のサークル、のような、ところから、見つけて、連れ出してください。

 それも、叶わないなら、自宅でできる、内職でも、かまいません。自分のやることが、社会とつながっていると、思わせる、ことです。役に立っているといった、「自己肯定感」が、必要なのです。

 自分は、孤立してなんか、ない、

 という、実感を、持たせるのです。

 50代、60代に、なると、一生、引きこもりと、なるかも、しれません。今が、そうなる前の、ラストチャンスと、覚悟して、臨んでもらいたいです。

 【真理】の視点から、申しあげます。

 「人生」の、シナリオは、生まれる前に、組んできています。そして、それを、乗り越える、自信があったからこそ、生まれて来たのです。

 私一風に、できることは、「あなた」と、息子さんとに、「人生」の【真理】を、お伝えすること、にあります。

 「あなた」の息子さんは、引きこもりを克服する、ことを、「人生」の課題として、生まれてきていることは、間違いありません。
 それを、「あなた」と、息子さんに、わかるように、説明させて、いただきます。

 そして、【勇気】を、取り戻して、いただきます。
 【勇気】こそが、「人生」の課題を、突破する、唯一の武器なのです。

 【人生相談・ダルマ堂】まで、お越しください。それが、局面打開の、第一歩と、なります。
 相談して、良かったと、心から思えることでしょう。きっと、「あなた」も、息子さんも、明るい未来が、待っている、ことでしょう。