【神様】 対話形式で、語る。

【一風】 はい。わかりました。

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テーマ:【「諸行無常」のもの。「不変」のもの】

【一風】 では、【神様】、よろしくお願いします。

【神様】 ズバリ、言おう。

 【この世】は、全て、物質でできており、
 物質は、常に、変化している。
 生じては、滅していく。
 そこに、【時間】というものが、生じたのだ。

 【この世】で、不変、不滅のもの、など、
 何一つとして、ない。
 全て、が、無常(※「諸行無常」)である。

 しかし、ここに、唯一、
 不生、不滅、絶対不変、
 のものが、ある。

 お前たちの本質、【魂】だ。

【一風】 はい。よく、わかります。

【神様】 【この世】は、物質でできた、もので、成り立った世界だ。

 だが、【魂】は、【この世】のものではない。
 【魂】は、【霊界】のものである。

 【魂】は、物質では、ないのだ。

 【魂】は、【この世】を、旅する、
 旅人である。
 通過していく、存在だ。

【一風】 なるほど。
 物質は、常に、変化しますが、
 【魂】は、不変、と、いうことですね。

【神様】 そうだ。
 【この世】では、あらゆるものが、
 滅していくが、
 【魂】は、決して、滅しない。
 そこは、理解しておくように。

 しかし、【魂】のことが、わかっていない者は、
 己も、「諸行無常」で、
 滅していくのだ、
 と、誤解し、
 様々の、ドラマを、起こす。

【一風】 はい。その通りです。
 私たちは、不滅、の、【魂】です。
 【この世】に、いますが、
 【この世】に、流される存在では、
 ないのですね。

【神様】 そうだ。
 「諸行無常」の、世界に、
 お前たちは、「人生」を、送るが、
 お前たちは、「諸行無常」に、
 翻弄されることに、なるが、
 それこそが、「人生」の目的とも、言える。

 地球では、
 お前たちの、正体が、
 【魂】であることは、
 誕生時に、記憶を消されることで、
 隠されている。

 お前たち、自身も、
 自分は、(※物質である)「身体」であると、
 錯覚し、
 自分という、存在も、
 滅していく、「諸行無常」の
 存在だと、思ってしまう、
 星、なのである。

【一風】 はい。それが、悲しい現実です。

【神様】 そこを、乗り越える、のが、
 お前たち、【魂】の、「修行」なのだ。

 その、「修行」は、
 何回でも、私(※【神】)は、
 許す。

 骨身に染みるまで、
 「人生」を、味わって、もらうのだ。

【一風】 はい。そうですね。
 私(※一風)は、もう、十分、
 味わいました。

【神様】 最後の、「修行」は、
 「人生」の、真実を、
 「聴く」耳の、ある者に、
 伝えること、である。
 それが、
 最高に、究極の、人の役に立つこと、
 なのだから。

【一風】 わかって、おります。

【神様】 今回、は、ここまで、とする。

【一風】 ありがとうございました。
 読者を、代表して、お礼申しあげます。