【霊界】探訪
【地獄】界で、【魂】の救済のため、お世話している【天使】の元へ、行かせていただく。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

今回の、【霊界】探訪は、
　【地獄】界で、そこから、這い上がろうと、
　反省のできた【魂】に、対して、
　救済に、当たっておられる、
　【天使】の元へ、行かせていただく、
　ことに、なりました。

【地獄】界で、働いておられる、天使様、
　と言うことで、
　また、天使様の、「言葉」を、
　聴かせていただける、と、思うと、
　本当に、有り難いことだと、
　訪問させて、いただけることに、
　【感謝】の、【念】しか、ありません。

【地獄】界、ということで、
　私（※一風）が、身の危険を、受けぬよう、
　【神様】が、私（※一風）の、【波動】を、
　調整して、いただき、
　【地獄】界の【魂】から、私（※一風）が、
　見えないよう、しつらえて、いただきました。

それでは、行って参ります。
【神様】に、【意念】を、集中させ、
　手引きを、して、いただきます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

　【地獄】界でも、かなり、深そうな場所で、
　かなり、暗く、空気も、重苦しい、のだった。

　一面、ゴロタ石の、荒野、である。
　光が、漏れる、場所が、あるので、
　行ってみます。

　そこは、ログハウス、のような、
　山小屋、みたいな、建物が、あります。

　ノックして、みます。

【一風】　もしもし。こんにちは。
　【地上界】から、来ました、私（※一風）、
　一風と、申します。

【天使A】　こんにちは。よく、ここまで、
　来られました。
　あらかじめ、上の界の、天使様より、
　あなた（※一風）の、来訪を、聴いておりました。
　お待ち、しておりました。

　どうぞ、中へ、お上がりください。

【一風】　ありがとうございます。

　ああ、小屋の中は、温かく、明るい、ですね。
　とても、ホッとします。

【天使A】　この中だけは、
　【地獄】の中の、【天界】と、言えます。
　まあ、私たちの、安全地帯、と、言えます。
　ここで、私たちは、
　エネルギーを、回復させたり、
　【地獄】界から、抜け出ようと、格闘している、
　【魂】の、お世話を、するのです。

　まあ、一つの、中継地、ですね。

【一風】　なるほど。
　山登りの、ベースキャンプ、の、
　一つ、の、ようですね。

【天使A】　【地獄】界から、抜け出すには、
　この、ような、中継地、の、小屋を、
　何カ所も、通過して、いかねば、ならない、　
　のです。

【一風】　へー。それほど、ここが、
　【地獄】界でも、深い場所に、あると、
　いうこと、ですね。

【天使A】　そうです。
　ここで、私たちは、向上していこうとする、
　【魂】を、助ける、お手伝いを、するのです。

　私たちの、援助が、ないと、
　元の場所から、
　引き戻そうと、【悪】の誘いが、
　やってきて、
　それに、負けてしまう、【魂】が、
　多い、のです。

　脱出しようとする、【魂】を、
　一時期に、この、小屋で、保護し、
　体力を、つけさせ、
　また、上の、世界（※あいかわらずそこも、【地獄】ではあるが）に、向かわせる、のです。

　そのために、荒野の中に、
　歩ける、道も、整備しています。
　しかし、油断すると、
　その、道も、すぐ、【悪】に、
　壊される、のです。

　【魂】を、脱出させまいと、している、
　のです。

【一風】　それは、ご苦労様です。
　【地上界】の、人間は、知らないことです。
　天使様は、私たち、人間の【魂】で、
　【地獄】界の、お世話になる、【魂】に、対して、
　それを、見捨てず、
　救助して、くださって、いるわけですね。

【天使A】　【魂】は、本来、完全です。
　それが、一時期に、過ちを、犯している、
　だけです。
　
　【地獄】界に、いる【魂】も、
　いずれは、そこから、卒業して、
　いくのです。

　私たち（※天使）は、その、お手伝いを、
　させて、もらって、いるのです。

【一風】　そうなんですね。ありがとうございます。

【天使A】　あっ！　一人、ここへ、向かっている、
　【魂】が、あるとの、連絡が、入りました。
　一風さんは、見ていて、ください。

【魂】　ああ、苦しい！　
　やっとの、思いで、あの町を、抜け出せたけど、
　ものすごく、石を、投げられた。
　体中、血だらけだ！

【天使B】　もう、少しで、休憩所だ！　
　がんばれ！　あと、少し！

【魂】　本当に、オレは、抜け出せるのか？

【天使B】　ああ、抜けられる！
　あの、小屋で、一休み、しましょう！

【魂】　何か、食べ物は、あるのか？

【天使B】　あるよ！　行きましょう！

【魂】　うー！　苦しい！
　ああ、やっと、着いた！

【天使B】　この、中は、あなたには、まぶしくて、
　目がくらむ、から、目を、つぶりなさい。
　私の、手を、握って！
　連れて行って、あげる。

【魂】　わかった！
　ああ、でも、あんたの手、やけに、熱い！
　
【天使B】　ガマン、しなさい！
　手を、放さないで！　目をつぶって！

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

【魂】　目をつぶっているのに、まぶしいよ！
　ここは、どこ？

【天使C】　ようこそ。よく、いらっしゃいました。
　ここは、あの、【悪】の町から、抜け出せる、
　道の、中間に、ある、小屋です。

　もう、大丈夫ですよ！
　安心、して！

【魂】　（※目を少し、開けて）
　ああ、まぶしい！　目がくらむ！
　ここは、光の洪水だ！
　（※私（※一風）には、ごく当たり前の、普通の明るさ、なのですが、この【魂】にとっては、激烈に明るく、映るのです。それだけ、この【魂】は、【波動】が下がっている、ということ、です。）

【天使C】　しばらく、辛抱しなさい。
　そのうち、慣れてきます。

【一風】　あなた（※この【魂】に対して）は、
　どんな、町に、いたのですか？

【魂】　ああ、酒飲み、だらけの、町さ。
　酒を飲んでは、ケンカばかり、して、
　酒の、奪い合い、の、町さ。

　ああ、くだらねー！　あんな、町。
　もう、酒も、こりごりだ！

　あんな、町にいるの、本当、バカバカしく、
　なったのさ！

　すると、このお兄さん（※【天使B】）が、
　ここまで、連れてきて、くれたんだ。

　町の外れまでくると、町の人から、
　ものすごく、石を、投げられたんだが、
　なんとか、このお兄さんの、手引きで、
　ここまで、来れたんだ！

　なんだか、知らないけど、
　ありがたかった！　助かった！
　ありがとう！　お兄さん！

【一風】　それは、良かったですね。
　この、小屋まで、来れれば、もう、大丈夫。
　
【天使C】　そうです。ここで、しばらく、休んで、
　体力を、つけて、次の、町まで、行きましょう。

　そこでは、もう、酒や、ケンカは、
　ないのですよ！

【魂】　ああ、それは、ありがたい！
　もう、酒や、ケンカは、こりごりだ！
　
　あの、町から、足を洗えて、嬉しいよ。

　抜け出そうと、すると、
　また、無理やり、酒を、飲まされて、
　町から、出られないように、閉じ込められて、
　たんだ。

　そうしている、うちに、
　このお兄さん、に、会ったんだ。

　「ここから、逃げ出せる」
　って、言われて。

　ああ、お兄さん、の、言ったことは、
　本当、だった。

　ありがとう！　お兄さん。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

ここまでで、いったん、リポートは、
中間報告と、いたします。

次回の、リポート（361話）で、
この、続きを、いたします。