ことわざに学ぶ「人生」:その260

◎ 夜郎自大(※やろうじだい)

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☆☆【私(※一風)から】

 これは、『史記』からの、言葉で、
 
 中国西南の民族国家、夜郎は、
 漢の強大さを知らずに、
 自分の勢力を誇っていた。
 漢からの使者に向かって、夜郎王は
 「夜郎国と漢とではどちらが大きいか」
 と尋ねた、
 と、あります。

 このこと、より、
 自分の力量を知らずに、
 いばっている者のたとえ、
 と、なりました。

 「夜郎」は、中国漢の時代、
 西南の地にあった、未開部族の国の名です。
 「自大」は自らいばり、尊大な態度をとること、
 です。

 無知からくる、
 大きな失敗です。

 「人生」では、どうでしょうか?

 「夜郎自大」のような、ことの、
 経験は、ありませんか?

 知らないからこそ、の失敗です。

 知らないからこそ、尊大になる、
 のです。

 あなたは、【霊界】のことを、
 どれだけ、お知りですか?

 あなたは、神様や、守護霊のことを、
 どれだけ、お知りですか?

 もし、正しく知っていれば、
 「夜郎自大」のような、ことには、
 ならない、でしょう。

 【真理】を、知れば、
 「夜郎自大」には、ならない、
 のです。

 自分自身の、存在が、どんなものか、
 を、正しく知る、ことです。

 【真理】を、知らないことは、
 自分のことを、一つも知らない、
 のと、同然なのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。