ことわざに学ぶ「人生」:その298

◎ 陰徳恩賜(※いんとくおんし)

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☆☆【私(※一風)から】

 今回のこの、ことわざに学ぶ「人生」も、
 あと3回で、300の節目を、迎えることと、
 なりました。

 ここらで、いったんこのシリーズも、
 一区切りつけたいと、思います。

 ラスト3回は、特に重要な、
 ことわざを、挙げたいと、
 思います。

 今回は、

 ◎ 陰徳恩賜(※いんとくおんし)

 と、しました。

 この意味は、

 ひそかに善い行いをしている人は、
 必ずよい報いがあり、
 恩恵を受けることができる、
 ということ、です。

 「陰徳」とは、ひそかに行う善行、
 のこと、
 「恩賜」とは、ありがたい恩恵、
 のこと、です。

 「陰徳」を実行している人は、
 すでに、その恩恵なども、
 望んでもいない、ところですが、
 そういう人に、
 良い報いは、やってくる、のです。

 良い報いを期待して、やること、なら、
 すでに、それは、「陰徳」とは、
 言えません。

 それは、ただの、「偽善」で、
 あります。

 清い「心」で、ただただ、
 相手のことを思う、
 しかも、自分のしたことを、それと、
 悟られないように、する、

 これが、当たり前に、できて、
 初めて、「陰徳」です。

 「陰徳」は、「陽徳」(※バレている善行)
 の、百倍もの、功徳が、
 あります。

 皆様も、同じやるなら、
 この、「陰徳」を、目指されては、
 いかがで、しょうか?

 必ず、「陰徳」には、
 あなた自身の、幸せが、
 セットで、ついてくるもの、です。

 しかも、いつの間にか‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。