小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」41

◎ 龍神と人間との関係とは?

※ 人間の方では、何も知らずに‥‥

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☆☆【私(※一風)から】

 今回も、前回の続きと、なります。

 【霊界】を語る上で、
 【龍神】とは何か? を、
 外す訳には、いきません。

 現に、小桜姫を始め、
 私たちも、行く行くはお世話になる、
 指導役の神様とは、【龍神】なのですから‥‥

 見た目には、おじい様に化けていますが、
 それは、私たちにとって、
 きっと、それが、
 安心できる姿、だからなのでしょう。

 さて、今回も、指導役のおじい様からの、
 言葉であります。

◎ 指導役のおじい様:
 
 ところで、この【龍神】と、人間との、
 関係であるが、
 人間の方では、何も知らずに、
 最初から、自分一つの力で、生まれたもののように、
 思っているが、
 実は、人間は、【龍神】の分霊、
 つまり、その子孫なのじゃ。

◎ ただ、【龍神】は、どこまでも、
 こちらの世界の者、
 人間は、地の世界の者、
 であるから、
 幽(※【霊界】のこと)から、顕(※【この世】のこと)
 への移り変わりの仕事は、
 まことに困難で、
 長い長い年月を経て、
 ようやくのことで、モノになったのじゃ。

◎ 詳しいことは、後で追々話すとして、
 とにかく、人間は【龍神】の子孫、
 そちとても、元へ遡れば、
 やはり、さる尊い【龍神】様の、
 末裔(※みすえ)なのじゃ。

◎ これからは、よくそのことをわきまえて、
 あの【龍神】様のお宮へ、お詣りせねば、
 ならぬ。

◎ また、折をみて、
 龍宮界へも案内し、乙姫様に、
 お目通りをさしても、あげる。

 以上です。

 現在の私たちは、人間の身体に宿り、
 「人生」を、送っていますが、
 元もとは、龍体だった、と言うわけです。

 【霊界】では、龍体ですが、
 地上には、龍がいません。
 ですから、龍に変わって、人間の身体をこしらえ、
 それに、宿って、「人生」経験を、
 している、と考えるのが、
 最も、適当では、ないかと、推察します。

 今は、人間としか振る舞えませんが、
 【霊界】で、修行を積めば、
 やがて、私たちの元々である、
 【龍神】と同じ働きが、できる、
 と、考えます。

 だから、【霊界】では、
 【魂】は、電光石火で、動ける、
 わけです。

 そのことについては、
 『小桜姫物語』の、後半で、
 取り上げたいと、思っています。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。