小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」44

◎ お宮の役割とは?

※ それは現世の方々が、まだ神社というものの性質を、
 よくご存知ない‥‥

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☆☆【私(※一風)から】

 今回は、お宮、神社について、
 どのように小桜姫が語っているか、
 みてみましょう。

 おそらく、あなたが思っている神社とは、
 違っているのでは? と、想像します。

 それでは、早速、読んでみましょう。

◎ ここで私(※小桜姫)が、
 【龍神】様のお祠へ行って、
 いろいろお指図を受けた、などと申しますと、
 現世の方々の中には、何やら異様に、
 お考えになられる者が、ないとも限りませぬが、
 それは、現世の方々が、まだ神社というものの、
 性質を、よくご存知ない為かと、存じます。

◎ お宮というものは、
 あれは、ただ賽銭を上げて、
 柏手を打って、首を下げて引き下がる、
 為に出来ている飾り物では、ないようで、
 ございます。

◎ 赤心籠めて、一生懸命に祈願をすれば、
 それが直ちに神様の御胸に通じ、
 同時に、神様からも、
 これに対するお答えが、降り、
 時とすれば、ありありとそのお姿までも、
 拝ませて頂けるので、ございます‥‥。

◎ つまり、全ては、
 【魂】と【魂】の交通を狙ったもので、
 こればかりは、実に何とも言えぬほど上手い、
 仕組みになっているので、ございます。

◎ 私(※小桜姫)が、山の修行場におりながら、
 どうやら龍宮界の模様が、少しずつ判りかけたのも、
 全く、この神社参拝の賜で、ございました。

◎ もちろん、地上の人間は、
 肉体という、厄介なものに包まれておりますから、
 いかに、神社の前で、「精神の統一」をなされても、
 そう容易に、神様との交通は、できますまいが‥‥

 
 ここらあたりで、
 いったん、留めます。

 分かり易く言えば、神社とは、
 神様との連絡場所、つまり、
 神様との、電話ボックスと、考えれば、
 よいのです。

 私(※一風)は、常にそのように、
 思って、参拝しております。

 神社でなくても、どこであっても、
 「精神統一」により、神様との交通は、
 できますが、
 神社とは、それに特化された、特別な場所、
 だと、お考えくだされば、
 よいかと、思います。

 さて、
 小桜姫からの、説明はまだ続きますが、
 次回に、譲ります。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。