小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」154

◎ 小桜神社の由来 ⑪

※ そなたも知るとおり、現幽は一致‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 いよいよ、小桜神社が建つことに、
 なります。

 ここで、現世に神社が建つ、
 ということは、
 「幽界」にも、神社が建つ、
 ということを、意味するのです。

 神社だけでなく、現世にあるものは、
 「幽界」に、その元となるものが、
 先にある、のです。

 発明なども、そうです。

 電話が、【この世】で発明される、
 その前に、
 「幽界」で、電話が、既に考え出されて、
 いるのです。

 その電話のアイデアが、
 【この世】で、実現する、
 という、具合です。

 それでは、今回の部分を、読んでいきましょう。

◎ 指導役のお爺さん:
 あと十日も経てば、いよいよ、
 鎮座祭の運びに、なる。
 形こそ、小さいが、
 普請は、なかなか手が込んで、
 いるぞ‥‥。

◎ 小桜姫:
 お爺さま、鎮座祭とやらの時には、
 私が、そのお宮に、入るので、
 ございますか?

◎ 指導役のお爺さん:
 いや、それとも少し違う‥‥。
 現世に、お宮が建つ時には、
 同時に、またこちらの世界にも、
 お宮が建ち、
 そなたとしては、こちらのお宮に、
 入るのじゃ。

 が、そなたも知るとおり、
 現幽は一致、
 「幽界」のことは、直ちに現界に映るから、
 実際は、どちらとも、
 区別が、つけられない、ことになる‥‥。

 
 以上です。

 小桜姫は、「幽界」の神社に、
 鎮座されて、いることが、
 判りました。

 「幽界」の神社に、いる、
 ということは、
 同時に、現界の神社にも、
 いるも同然、となり、
 私たちの、祈願を聴いてもらえる、
 わけです。

 これは、小桜神社に限ったこと、 
 ではなく、
 あらゆる神社にも、言えることと、
 考えてよいでしょう。

 私たちは、「人生」で、
 正しく、参拝したい、ものです。

 さて、次回は、
 小桜神社の場所について、です。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。