小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」182

◎ 『小桜姫物語』筆禄者、浅野和三郎先生のこと ①

※ 本編を集成したのは、私でありますが‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 この『小桜姫物語』を、筆禄し、
 集成したのは、浅野和三郎先生でありますが、

 この『小桜姫物語』完成から、
 程なくして、ご他界されて、
 おります。

 まるで、この『小桜姫物語』を世に出すのが、
 彼の使命、ライフワークであった、ごとくに‥‥。

 浅野和三郎先生の著作は、
 他にも、いろいろございますが、
 やはり、白眉を為すのは、
 この『小桜姫物語』で、ありましょう。

 それを、現在、私たちは、
 インターネットを通して、
 容易に、読めるように、なりました。

 私(※一風)は、
 これは、何と、有り難いことかと、
 思えて、なりません。

 さて、
 この『小桜姫物語』について、
 前書きに、浅野和三郎先生の、
 思いが、綴られておりますので、
 私たちは、感謝の意を込めて、
 読んでいきたいと、思うのです。

 それでは、その①として、
 紹介いたします。

◎ 浅野和三郎先生:
 解説ーー本書を紐解かれる人たちのためにーー

 本編を集成したるものは、
 私でありますが、
 
 私自身、その著者、というのは、
 当たらない。

 私はただ、入神中の、
 T女の口から、発せらるる言葉を、
 側で、筆禄し、
 
 そして、後で整理した、
 というのに、過ぎません。

 それなら、本編は、寧ろ、
 T女の創作か、というに、
 これも、また、事実に当てはまっていない。
 
 入神中のT女の意識は、
 奥の方に、微かに残っては、いるが、
 それは、全然、受け身の状態に置かれ、
 そして、彼女とは、全然別個の存在、
 
 ーー小桜姫ーー

 と、名乗る、他の人格が、
 彼女の体躯を司配して、
 任意に、口を動かし、
 また、任意に、物を視せる、
 のであります。

 従って、この物語の、
 第一の責任者は、寧ろ、右の、

 ーー小桜姫ーー

 かも、しれないので、あります。

 今回は、以上です。

 この中で、出てくるT女とは、
 浅野和三郎先生の、夫人(※多慶子さん)、
 であります。

 奥様である、多慶子さんに、
 霊言現象が、起こり、
 多慶子さんの口から、小桜姫が、
 語り出した、のです。

 その内容の、重要性に、
 和三郎先生は、気づき、
 筆禄に、力を投入され、
 その完成が、みられたとき、
 残念にも、ご他界された、
 ことに、なります。

 昭和初年の段階で、
 西欧では、この霊言による【霊界通信】は、
 何本も、世に出された、のですが、
 我が国には、その類いのものは、
 まだ、無く、

 この『小桜姫物語』が、
 最初のもの、と、なった、のです。

 さらに、次回に、続きます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。