小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」195

◎ 序 土井晩翠 ③

※ 偉大な先進の努力と、研究とのあるを、
  全く知らず‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 土井晩翠先生は、
 西欧の【霊界】研究の文献を、
 かなり、読まれており、
 冷静な判断力を、持っておられました。

 それに対し、世間からは、
 浅はかな知識だけで、
 【霊界】研究を、非難したり、
 排斥したり、が、
 あったのです。

 それは、この令和の現代においても、
 そう、変わりはないと、
 私(※一風)は、見ております。

 世間からは、
 【霊界】のことを、はなから、
 知ろうとも、しない、
 というのが、残念ながら、
 現実では、ないでしょうか?

 これでは、充実した「人生」など、
 及びもつかない、と、
 私(※一風)は、考えます。

 「死後」のことは、
 死んでからのことで、
 「今」を、どうするかだ!

 と、
 そんな態度では、真の「人生」の、
 何たるかを、望むことは、
 まず、絶望的だと、
 申しあげます。

 さて、今回の土井晩翠先生の、
 序文の部分を、読んでいきましょう。

◎ 土井晩翠先生:

 これら、諸大家の足許にも及ばぬ者が、
 かかる偉大な、先進の努力と、
 研究とのあるを、全く知らず、
 
 先入が、主となるので、
 井底の蛙、の如き了見から、

 心霊現象を、
 或いは、無視、
 或いは、冷笑するのは、
 気の毒、千万である。

 今回は、以上です。

 これら諸大家、とは、
 西欧の、【霊界】研究の、名だたる、
 大先達、たちの、ことです。

 固有名詞であるので、
 差し控えますが、五、六人の名が、
 上げられて、います。

 あなたの、ご存知の科学者の、
 名前も、あげられて、います。

 真摯な研究の成果が、この昭和の初年に、
 西欧では、確立されて、いたのです。

 日本は、その点、全く遅れていたと、
 申しあげます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。