だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉18

◎ さようなら、と言いも終わらぬうちに、
 その子の姿は、消えました。

※ 思いがあれば、そこに居るが、
 思いがなくなれば、もうそこには居ない

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☆☆【私(※一風)から】

 【魂】とは、「思い」と、
 言い換え、られるでしょう。

 【魂】が、真の私の、全て、
 だとすれば、
 「思い」が、真の私の、全て、
 だとも、言えます。

 「思い」が、その場所を造ったり、
 「思い」が、そこへ移動させたり、
 「思い」が、その衣装を羽織らせたり、
 「思い」が、相手に、通じる、
 のです。

 ですから、
 「思い」は、「波動」とも、
 言えるでしょう。

 「思い」が、同じなら、
 同じ「波動」なので、
 共鳴、するわけです。

 「思い」が、違うならば、
 別の「波動」なので、
 通じなかったり、共鳴しなかったり、
 と、なるわけです。

 ここで、新樹の報告を読んでみましょう。

 ある公園で、子どもと出会った、
 場面です。

◎ 新樹:

 その子は、可愛い洋服を着て、
 半ズボンを、はいていました。

 しばらく、僕の傍らに、腰をかけているうちに、
 ようやく、談話をするように、
 なりました。

 いつ「幽界」に来たか?

 と、問うたら、

 もう、随分以前に、僕は死んだ、
 のです。

 と、言っていました。

 よほどの、家柄の生まれらしく、
 なかなか、品のある子、でした。

 僕は、

 ここで、また逢うから、
 そのうち、出て来たまえ、

 と言って、おきました。

 すると、
 
 さようなら、と言いも終わらぬうちに、
 その子の姿は、消えました。

 そんなところは、非常に味気なく、
 何だか、すこぶる頼りないのが、
 「幽界」の生活の、実情です。

 以上です。

 その子どもの、「思い」が、
 そこから離れた、ので、
 その公園から、
 スーッと消えてしまった、
 わけです。

 『小桜姫物語』にも、
 指導役のお爺さんが、
 用事が終われば、サッと消えてしまう、
 ことが、
 数多く、報告されて、います。

 それと、全く、同じこと、です。

 地上の私たちには、身体があるため、
 「幽界」のように、
 サッと消えることは、できませんが、

 仮に、そこに相手が、居ようとも、
 「心」ここにあらず、で、
 居ないがごとき、
 との、経験は、誰にでもある、
 のでは、ないでしょうか?

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。