【霊界】探訪
【天界】の産土(うぶすな)の社(やしろ)に、赴く

【魂】が、新しい「人生」を、決定する場面を、見聞させていただく。

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今回、の、【霊界】探訪、こそ、が、
最重要の、「探訪」と、言えるのでは、
ないでしょうか?

私たちは、この【地上界】で、
「人生」を、経験しています。

しかし、その「人生」観は、人により、
様々であります。

そうなって、しまう、【原因】の、一つは、
【真理】を、知らないから、では、
ないでしょうか?

【真理】を、知れば、
「人生」観は、ほぼ、絞れてきます。

今回、の、【霊界】探訪は、
その、「人生」観に、関わる、
最重要の、場面である、と言っても、
過言では、ないでしょう。

・なぜ、「人生」での、全ての、最終責任は、
自分に、あるのか?

・なぜ、こんな「人生」に、なっているのか?

が、この、【霊界】探訪で、
かなりの部分、解き明かされる、ことに、
なるのでは、ないかと、思われる、
からです。

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前置きが、長く、なりました。

それでは、いつもの如く、
【神様】に、【意念】を、集中させ、
【霊界】に、お導き、いただきます。

【神様】、よろしくお願い、いたします。

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【解説】 今回、訪問いたします、産土の社とは、
 ウブ‥‥生まれること。産湯(うぶゆ)、産屋(うぶや)などの、「うぶ」。
 スナ‥‥砂、土地のこと。
 
 つまり、産土の社とは、私たちが、【地上界】に、誕生するに、当たって、生まれる、ところから、死ぬ、ところまで、つまり、「人生」を、取り計らっていただいている、【神様】の、仕事場所、という、意味であります。
 いくら、引っ越しして、その、生まれた土地から、離れようと、それに関わらず、一生お世話になる、「人生」を担当される、【神様】です。
 つまり、私たちは、生まれた土地に、非常に、因縁があると、言えます。

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【一風】 やって参りました。
 清浄な、凛とした空気に、包まれております。

 前には、小さな、白木づくりの、お社が、
 見えます。
 ここが、産土神さまの、お社だと、思われます。

 こんにちは。
 【地上界】から、参りました、一風と、申します。

【産土神A】 こんにちは。
 ようこそ、ここ、産土の社に、お越しくださいました。

【一風】 よろしく、お願い、いたします。
 いろいろと、お教え、願います。

 現代の、日本では、産土や、鎮守の、【神様】のことは、忘れてしまった、人々が、多くなりました。
 産土の【神様】に、お世話になり、
 こうやって、「人生」が、送れている、
 にも関わらず、
 現代人には、その、知識が、ないのです。

 よろしく、お願い、いたします。

【産土神A】 あなた(※一風のこと)の、
 この地への、ご来訪は、上位の【神様】より、
 先だってより、うかがって、おります。

 あなたが、お知りになりたいことは、
 なんなりと、お教え、いたします。

【一風】 それは、ありがとうございます。

 それでは、さっそくですが、【質問】させて、いただきます。

 ここは、どんな、場所、ですか?

【産土神A】 ここは、あなた方、【魂】が、
 次の、「人生」を、決定し、
 【地上界】に、生まれ出て行く、
 場所、です。

【一風】 全国各地に、あるのですか?

【産土神A】 はい。
 およそ、【魂】が、【人間】として、
 「人生」を、送るために、は、
 【神様】より、の、許可が、必要です。

 その、許可を、与える、
 場所、ですね。

 全国各所に、隈無く、あります。

 【霊界】には、隈無く、あるのですが、
 【地上界】には、昔は、相応して、
 鎮守・産土の、社が、あったのですが、
 今、無くなってしまった、所も、
 あるようです。
 嘆かわしく、思います。

 【地上界】に、【天界】に、相応する、
 社が、たとえ、無くとも、
 それに、関係なく、
 そこに、【人間】を、誕生させます。

 【人間】が、生まれた土地と、風土は、
 その、【人間】とは、切っても切れない、
 縁が、あるのです。
 その、土地のものが、
 その、【人間】の、
 口に、合うように、なっております。

【一風】 なるほど。そうなのですね。

 その、土地、土地に、産土の【神様】が、
 おられる、とのことですが、
 その、【神様】たちを、取り仕切っておられる、
 大きな【神様】が、さらに、おられる、
 のでしょうか?

【産土神A】 はい。当然です。

 私たちは、言わば、村の【神様】です。
 その上に、郡の【神様】が、おられ
 さらにその上に、国(旧の国)の【神様】が、おられ、
 最終的には、日本の産土【大神様】が、おられます。

 日本の産土の【大神様】は、大国主の【大神様】です。この、【大神様】が、【人間】の、「人生」を、許可されるのです。

【一風】 なるほど。わかりました。

 だから、大国主【大神様】は、縁結びの、【神様】と、言われるのですね。

【産土神A】 はい。そうです。
 私たちは、上の、郡の産土神様からの、指令で、
 働いて、おります。

【一風】 よく、わかりました。
 ありがとうございます。

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※ ここで、場面が、展開し、
 いよいよ、【魂】が、産土神様の、御前で、
 「人生」を、決定する、場面が、展開されました。

 それを、邪魔に、ならないように、
 見学させて、いただきます。

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【魂】 【神様】(【産土神B】に向かって)、
 よろしく、お願い、いたします。

 どうか、私に、もう一度、「人生」を、
 させて、ください。

 そのために、【霊界】の学校で、
 たくさんのこと、を、学びました。

 次の、「人生」でこそ、
 その、学んだことを、発揮、いたします。

【産土神B】 よろしい。
 お前に、次の、「人生」を、紹介する前に、
 一つ、聞いておく。

 【霊界】の学校で、何を、学びましたか?

【魂】 はい。
 
 ◎ 人のために、生きよ

 という、ことです。

【産土神B】 それは、どういう、意味ですか?

【魂】 私は、前回の「人生」では、
 せっかく、人のために、生きる、
 チャンスが、与えられて、いたのですが、
 それが、できず、
 目の前の、欲望と、誘惑に、かられ、
 自分本位に、生きてしまいました。

 だから、死後、【地獄】で、
 その、「垢」落としを、し、
 【霊界】の学校で、
 もう一度、

 ◎ 己とは、何か

 ◎ 人のために、生きよ

 を、学習し直しました。

 今度こそ、この、学んだことを、
 【地上界】で、発揮、して、みせます!

【産土神B】 その、決意は、固いですか?

【魂】 固いです。
 こうして、また、「人生」を、送る、
 チャンスが、頂けるとは、
 私は、何という、【幸せ】者でしょう。
 
 ここまで、来るのに、50年は、かかったと、
 思います。

【産土神B】 よろしい!
 よい、決意である。

 今から、お前の、次の、「人生」を、
 紹介するが、
 「試練」が、多い、「人生」に、なるぞ!
 よいのか?

【魂】 はい。結構です。

 「人生」に、「試練」が、なければ、
 私が、学んだことは、
 発揮できないで、しょうから。

 「試練」の、多い、「人生」こそ、
 名誉なことです。

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 リポートが、長くなりました。
 ここまでで、この、探訪の、前半と、いたします。

 後半は、次号(364話)にて、
 お届け、したいと、思います。

 よろしくお願い、いたします。