ことわざに学ぶ「人生」:その220

◎ 三年先の稽古

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☆☆【私(※一風)から】

 ◎ 三年先の稽古

 これは、相撲の世界からの、
 言葉です。

 今、しっかりと、基礎の力をつけないと、
 三年先に、相撲がとれない、
 という、ことです。

 つまり、
 今、四股や、テッポウ、といった、
 地味な苦しい稽古をやり、
 たとえ、今すぐに、勝てなくても、
 三年先には、きっと、勝ちにつながる、
 相撲が、とれる、
 という、ことです。

 今、目先の勝ちにこだわって、
 変化技や、引き技で、
 ごまかして勝っても、
 それは、ごまかしに、過ぎず、
 いずれ、自分が、困ることになる、
 のです。

 たとえ、今、勝てなくてもいい、
 愚直に、基本を鍛える、
 そして、これ以外に、
 方法は、ない、
 と、悟れば、
 浅はかな、愚痴など、自然と、
 吐かなくなり、
 将来、大物として、土俵に立てる、
 のです。

 「人生」も、また同じ。
 目先に、とらわれず、
 今、損をしたり、
 利益があがらなくても、
 基本を鍛える、べきです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。