ことわざに学ぶ「人生」:その224

◎ 災難

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☆☆【私(※一風)から】

 どれだけ気をつけていても、
 降りかかってくるのが、
 「災難」
 です。

 誰しもが、この「災難」には、
 遭いたくないもの、ですが、
 こちらの都合など、お構いなしに、
 やってきます。

 普段、どれだけ、
 良いことをしていようと、
 節制していようと、
 安全に気を配っていようと、
 襲いかかってくるのが、
 「災難」です。

 冷徹な言い方となり、恐縮ですが、
 【この世】での、出来事は、
 およそ、私たちは、生まれる前に、
 了解済みで、
 その中に、この「災難」も、
 含まれているのです。

 死が全ての、終わりであるなら、
 この「災難」は、
 憎しむべき、ことですが、
 
 「死」は、終わりなどでは、
 ありません。

 私たちの、真の「人生」の、
 一区切りに、過ぎないのです。

 真の「人生」は、限りなく長く、
 ほとんど永遠、というべきもの、
 です。

 「今」の、この「人生」は、
 言わば、仮のもので、
 真の「人生」の、ごくごく、一部分に、
 過ぎません。

 この視点に立てないと、
 この「災難」は、正しく捉えられ、
 ません。

 どう、あがこうと、
 「災難」は、避けられません。
 出逢うときには、出逢ってしまう、
 ものなのです。

 だから、「災難」に出くわしたら、
 うろたえず、諦める、ことです。

 「災難」に、遭うときには、
 遭うしか、ないのです。

 それが、たとえ、最悪の「災難」、
 であろうとも、
 決して、真のあなたは、何ともありません。

 このことだけを、知っていれば、
 良いと思います。

 正しく、諦めもできる、
 ことと、なれますから。

 「災難」は、つらいことですが、
 その洗礼も浴びねばならない、時は、
 甘んじて、浴びましょう。

 いくら、「災難」を浴びても、
 真のあなたは、不滅ですから、
 堂々と、していれば、よいのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。