【神様】 私(【神様】)一人で、語ってもよいのだが、今回も、お前(一風)に、相手を勤めてもらおう。

【一風】 はい。勤めさせて、いただきます。(精神統一して、意念を向ける)

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テーマ:【類は友を呼ぶ】

【神様】 このことに、ついて語る。よく、聴いてもらいたい。お前たちにとって、とても、大事なことなのだ。

【一風】 はい。わかりました。よろしくお願いします。

【神様】 この世で、見た目にも、そうだ。気の合う同士で、友達になり、自然とグループが、できる。

【一風】 はい。同好会、趣味の会、から、政治の世界まで、グループに、なります。

【神様】 同じ(波長)のレベル同士は、居心地が良いのだ。違う波長の者とは、反りが合わず、ケンカになることすら、ある。

【一風】 はい。なかなか、馬の合わない人は、いるものです。

【神様】 池の水をバケツで汲んできて、しばらく、置いておくと、自然と、層ができるのに、気づくであろう。いちばん下に、ヘドロの層。その上に、濁り水の層。いちばん上に、上澄みの透き通った水の層。それぞれに、分離する。

【一風】 はい。水と油も、そうです。

【神様】 それぞれの、層に、分かれて、落ち着くのだ。
 無理やり、ヘドロを上澄みの層に、置いても、馴染めず、やがていちばん底に、落ち着く。ヘドロにとっては、いちばん底が、落ち着くのだ。

【一風】 はい。その通りです。

【神様】 それと、全く同じで、お前たちも、そうなのだ。それぞれの、落ち着く層が、ある。

 目に見えない【存在】(【魂】)も、その通り。それぞれに、層を成す。

 ここで、知ってもらいたいことが、ある。

 見えない【存在】(【魂】)が、お前たちに、ひっつくことを。引き寄せられる、のだ。

【一風】 はい。そうです。憑依ですね。

【神様】 欲張り、である者には、欲張りの【魂】が、引き寄せられる。そして、自然と、くっつく。まるで、磁石のように。そして、その者は、よけいに、欲張りとなる。
 ギャンブル好きの者には、ギャンブル好きの【魂】が、引き寄せられる。そして、自然と、くっつく。
 研究好きな者には、研究好きの【魂】が、引き寄せられる。そして、自然と、くっつく。
 発明家には、アイデアのある【魂】が、引き寄せられる。そして、発明に、結びつく。

【一風】 はい。類は友を呼ぶ、ですね。

【神様】 これを、逆に考えてほしい。物事の、大元は、お前自身の、【魂】にある、と。
 お前自身の、【魂】とての、好き嫌いが、物事の原因であることを。

 引き寄せて、いるのは、お前自身、なのだ。何を引き寄せようが、勝手だが、その引力の元は、お前自身だ、ということを、自覚すべきである。

【一風】 はい。大事なことと、思います。

【神様】 この世も、【霊界】も、同じだ。類は友を呼ぶ、のだ。
 それでもって、世界が、安定しているのだ。

 【地獄】の心を持つ者は、住処として、【地獄】がふさわしい。居心地(?)が、よいのだ。
 【天界】の心を持つ者は、住処として、【天界】がふさわしい。居心地が、よいのだ。

 【地獄】の心を、持つ者が、【天界】に来たとしても、眩しくて、目が焼き付き、居心地が悪く、それこそ、【地獄】に思えるだろう。
 やはり、ヘドロの行き先は、バケツの底が、落ち着くのだ。

【一風】 はい。その通りです。

【神様】 今回は、ここまでとする。よく、聴けたな。

【一風】 はい。読者の皆様の代表として、聴かせていただき、ました。読者の皆様も、たいへん参考になったことだと、思います。
 この度も、わざわざの、お出まし、感謝いたします。ありがとうございました。