【この世】探訪・【不成仏霊】が居残っている
※ 【不成仏霊】のたまり場、パチンコ店
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※ 【この世】には、【不成仏霊】のたまり場、
が、あります。
その、一つが、ギャンブル場です。競馬場、競艇場、競輪場、場外投票券売場、そして、パチンコ店です。
そこには、射倖心狙いの、誘惑・欲望が、渦巻いており、客は、【不成仏霊】からの【憑依】の、恰好の的に、されているのでした。
【念】が、強いほど、同類を呼び寄せる、パワーも、尋常では、なく、結果、【不成仏霊】のたまり場、と、なるのでした。
特に、ここぞと、ばかりでの、「一発逆転狙い」、の【念】のとき、容易に【不成仏霊】の【憑依】を、招くことは、知っておいて、ほしい、ところです。
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それでは、【神様】に、【念】を集中させ、
問題と、なる、場所に、【魂】を、
移動して、いただきます。
【神様】、よろしく、お願いします。
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※ ここは、駅前に並んでいる、パチンコ店の、一つです。もうもうと、タバコの煙が、立ち込め、8割くらいの、客の入りです。
たいへん、繁盛している、店です。
特徴として、換金率が、いいのか、どの客の目も、はまり込んでいる様子が、見て取れます。
特に、負けが込んだ、客の目は、殺気立っています。
と、客の様子を、凝視すると、二人羽織り、状態で、パチンコ台に、向かっている客、だらけ、なのでした。
異様な、光景に、ゾッとします。
肉眼では、見えない、情景です。
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【客A】 うーーん。今日は、調子が悪い。
リーチも、外しまくっている。うーーん!
くそ! 粘るしか、ないか?
【憑依霊A】 ああ、パチンコが、したい。
ああ、パチンコが、したい。
あれ? 何だか、吸い寄せ、られていく。
(※ 【客A】に、【憑依】した)
あれ? パチンコを、しているぞ!
嬉しい!
【客A】 うう! 何で、つかないんだ!
あれ? 首と手が、重い!
勝手に、手が、ハンドルを、回してる。
おかしいな?
(※ここで、【憑依】された。二人羽織である)
でも、それどころで、ない。
ここで、一発当てないと、大負けだ!
【憑依霊A】 よーし! ひさびさのパチンコだ。
当ててやるぞ!
さあ、こい!
【客A】 うーーん。ダメだ!
もう、「金」が、ない。弱った!
大負けだ!
【憑依霊A】 あれ、見慣れない財布だな。
まあ、いいか。
あれ、財布に、もう、「金」が、ないぞ。
この、台は、もう、止めだ!
(※ この【客A】から、離れる)
【客A】 あれ? 首と手が、軽くなった。
でも、「金」が、ない。
ちょっと、コンビニの、ATMに、行くか!
もう、一勝負だ。このままで、帰られるか!
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【客B】 よーし! 今日は、絶好調だぜ!
大連チャン、だ!
【憑依霊B】 どこかに、パチンコできそうな、
台は、ないか?
あっ! 大連チャンしてる、台が、ある。
ドレドレ。
(※ ここで、【客B】に、【憑依】する)
【客B】 よーし! こいこい! 当たれ!
(※ ここで、【客B】は、【憑依】される。二人羽織である)
あれ! 妙に、「身体」が、重いな。
でも、それでは、ない。
もっと、大連チャン、させて、
昨日の、負けを、取り返すぞ!
【憑依霊B】 あー!
やっぱり、パチンコしてると、気持ち、いい!
なんか、オレの、手で、ないみたいだが、
そんなの、関係ない。
着てる服も、オレの服で、ないみたい、だが、
そんなの、関係ない。
とにかく、パチンコだ!
ドンドン、出すぜ!
【客B】 あれ、急に、調子が悪くなってきた。
全然、台、回らなく、なってきた。
ドンドン、玉が、吸われていく。
せっかく、ここまで、貯めたのに。
【憑依霊B】 なんだ、なんだ!
この台、回らないぜ!
面白く、ねー!
台、変わろー!
(※ この時、【憑依】から、離れる)
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【客C】 よっしゃー! やったるでー!
今日は、軍資金も、たんまりある!
【憑依霊C】 この【客C】に、ついて、いこ!
何だか、この【客C】は、景気よさそうだし!
(※ この【憑依霊C】は、自分が幽霊である、自覚があるようだ。その分、質が悪いだろう)
【客C】 絶対、勝つぞー!
○万円、目標だ!
(※ここで、【憑依】された。二人羽織である)
【憑依霊C】 この【客C】を、勝たせるか、
負けさせるか?
よーし、大負け、させてやる!
念力で、リーチも、全て、外させるぜ!
負ける、姿、見るの、気持ち、いいぜ!
ざまあ、見ろ、だ!
【客C】(※ 張り切って、やり出したものの、【憑依霊C】の妨害により、全然ダメである)
あれ、知らない間に、もう、こんな、時間だ。
いつの間に、こんなに、時間がたったんだ?
あれ! こんなに、「金」、突っ込んでる?
オレ、いつの間に?
(※ 【憑依】により、時間感覚が、麻痺させられた)
あー! 大負けだ!
「身体」も、重い!
気分、悪い!
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※ キリがないので、この辺で、止めるが、
このパチンコ店の、客の、5割以上は、
【憑依】されている、のだった。
【憑依霊A】【憑依霊B】は、自分が死んでいる、
自覚のない、【不成仏霊】だと、思われる。
【憑依霊C】は、自分が死んでいる、自覚のある、
確信犯的な、【不成仏霊】である。
より、悪質であろう。
さらには、リポートしなかったが、
最悪な【憑依霊】も、おり、
【地獄】界からの、
【悪魔】と、呼んでも、よいような、輩も、
混じっているのだった。
これは、【不成仏霊】とは、また、別の、
存在である。
本当に、できれば、
「君子、危うきに近寄らず」
が、いちばんである。
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欲望が、【憑依霊】を、呼び込むのだが、
欲望がない、初めての客などには、
【悪魔】が、台を、操作して、
ビギナーズ・ラックを、味合わせて、
いるのが、見える。
初回は、いい思いを、させて、
泡銭を、つかませ、
後日、ドカンと、負けさせ、
泥沼に、囲い込む、作戦である。
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※ 教訓を、申しあげます
◎ ギャンブル場には、【天使】は、いない
【不成仏霊】の、たまり場である
◎ 死んでいる自覚のある、【憑依霊】も、いる
(※【憑依霊C】のこと)
◎ 【憑依】されると、「身体」が、重くなり、
時間感覚も、麻痺する
なにより、正気を失う
◎ 【憑依】された姿は、まるで、
二人羽織である
◎ 悪質な、【地獄】界からの、【悪魔】も、
混じって、おり、
これに、【憑依】されると、
ズタズタに、される
◎ 「君子、危うきに近寄らず」が、いちばんである
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これで、現実に、戻して、いただきます。
(見学だけでも、頭が、ボーッとして来ます)
【神様】に、【意念】を、集中させ、
戻して、いただきます。
【神様】、ありがとうございました。