人生に役立てる、古典の知恵「10」
◎ 知足(※ちそく)
(『老子』)
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【【神様】ご自身からの、解説】
足るを、知る「心」、
欲望に、箍(たが)をはめる、
これが、できてこそ、
平和な、「人生」の、土台となる。
これで充分と、足るを、知る「心」は、
【真理】を、知ることより、
自然と、生じるもの。
自分が、元々、何であったか、に、
気づくとき、
◎ 足るを、知る者は、常に足る
のである。
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【私(※一風)からの、解説】
ほどほどで、よい、
との、教えで、あります。
上を見ればキリがなく、
いつまでたっても、欲望の炎の、
虜にさせられます。
欲しいモノは、それが、得られた瞬間に、
また、次の、モノへと、
その、対象が、変わるだけです。
いつまでも、「心」は、落ち着きません。
まるで、
輪の中を、グルグル走り続ける、
ハツカネズミ、の、ようです。
ある程度のものが、あれば、
それで、充分と、
モノへの、執着を、断ち切り、
本来、自分は、何を、すべきだったのか?
と、振り返り、
本来の「人生」に、立ち返る、のです。
何より、「心」を、落ち着けること
これこそが、肝要なのでは、ないでしょうか?
◎ 足るを知る者は、常に足る
とは、まさに、金言であります。
我慢して、足るを知る、
のではなく、
喜んで、足るを知る、人間に、
に、なりたい、ものです。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。