小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」104

◎ 滝の修行場へ

※ 【霊界】の掟に、無理なところは、ない

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☆☆【私(※一風)から】

 さて、小桜姫の新しい修行場は、
 どこなので、しょうか?

 どこへ、指導役のお爺さんは、
 連れて行ったので、しょうか?

 【霊界】で起こることには、全て訳が、
 ちゃんとあります。

 今回は、そこのところを、しっかりと、
 お読みいただきたいと、思います。

 それでは、どうぞ。

◎ 小桜姫:
 お爺さんの方では、どこに風が吹く、
 と言った面持ちで、振り向きもせず、
 ずんずん先へ、立って歩き出されましたので、
 私も、黙ってその後に、ついてまいりますと、
 いつしか道が、下り坂になり、
 くねくねした、つづら折りを、
 あちらへ巡り、こちらへ回っているうちに、
 何処ともなく、凄まじい水音が、響いて、
 まいりました。

 お爺さま、あれは、滝の音で、
 ございますか?

◎ 指導役のお爺さん:
 そうじゃ。
 今度の修行場は、あの滝のすぐ傍に、
 あるのじゃ。

◎ 小桜姫:
 まあ、滝の修行場‥‥。
 どんなに結構な所で、ございましょう。
 私も、どこか水のある所で、
 修行したいような、気分になって、
 おりました。

◎ 指導役のお爺さん:
 それだから、今度の滝の修行場と、
 なったのじゃ。
 そちも知る通り、こちらの世界の掟には、
 滅多に無理なところは、ない‥‥。

 今回は、以上です。

 【霊界】とは、住む世界=心境
 という、掟が、あります。

 「心」が、明るければ、明るい世界に、
 「心」が、暗ければ、暗い世界に、
 「心」が、優しければ、優しい世界に、
 「心」が、荒んでいれば、荒んだ世界に、
 自動的に、いることに、なるのです。

 「人生」で、嘘をつき、
 人を騙して、生きてきたならば、
 【霊界】でも、
 お互い騙し合う、嘘つきの世界、
 つまり、そんな地獄に、自動的に、
 住むことに、なるわけです。

 何事も、「心」、「心境」です。

 「人生」、このことを、知っているのと、
 知らないのとでは、
 「死後」も、雲泥の差として、結果、
 なることは、明白であり、
 そのことを、私(※一風)は、皆さんに、
 お伝えしたい、のです。

 さて、小桜姫は、彼女の心境通り、
 滝の修行場に、着きました。

 ここで、どんな体験をするのか?

 それは、次回からです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。