小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」110

◎ 滝場での、修行

※ 肉体のある者には、‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 さて、小桜姫の滝場での、修行とは、
 どのようなもの、なのでしょうか?

 行者が、滝水にうたれるような、
 荒行を、するので、しょうか?

 小桜姫からの、報告を、
 読んでいきましょう。

◎ 小桜姫:
 滝の修行場では、私が実際、
 滝にかかったか? と、仰るか‥‥。

 かかりは、致しませぬ。
 
 私は、ただ、滝の音に溶け込むようにして、
 「心」を鎮めて、座っていた、までで、
 そうすると、何とも言えぬ、無我の境に、
 誘われていき、
 雑念などは、少しも、兆しませぬ。

 肉体のある者には、
 水に打たれるのも、或いは結構で、
 ございましょうが、
 私どもには、あまりその効き目が、
 ないようで‥‥。

 また、指導役のお爺さんも、 

◎ 指導役のお爺さん:
 滝には、かからんでも、 
 その気分になれば、それでよい‥‥。

◎ 小桜姫:
 との、お言葉で、ございました。

 今回は、以上です。

 実際に、滝に打たれることは、
 身体にも、大きな負担が、かかります。

 また、滝ですから、
 何が上から、落ちてくるかも、
 わかりません。

 とにかく、「精神統一」とは、
 雑念を消し去り、
 身体のことを、できるだけ忘れる、
 ことで、あります。

 滝の水に打たれることで、
 かえって、身体の苦痛を感じるのであれば、
 この、小桜姫のように、
 やれば、よいと、私(※一風)は、
 考えます。

 次回は、【龍神】の様々な、
 仕事ぶりの、報告が、なされます。

 お楽しみに‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。