【神様】

 前回、述べたように、【魂】のトレーニング場所は、宇宙に、たくさん、ある。その【魂】の成長段階に応じて、ふさわしい「カテゴリー」の星で、「修行」するのである。

 地球とは、まだまだ、幼い【魂】が、「修行」するための、星と言える。【魂】の幼稚園の星、と、いうところである。(※カテゴリー、下から二番目に属している)

 【魂】は、【人間】の身体に宿り、目に見える、物理現象の中で、生きる。しかし、【真理】を明かす段階には、まだ達していない。いたずらに、【真理】を知らせることは、百害あって、一利なし、の、段階だからだ。
 いわば、幼児に、ピストルを、持たせる、ようなもの。危険であるので、私(【神様】)は、【真理】を知らせない、ことと、した。
 そのかわり、【真理】を知らないことによる、間違いや、失敗は、全て、「【許す】」ことと、した。何度も、生まれ変わらせ、最終的に【真理】に、気づくまで、待つこととした。そこまでが、地球の役目、である。

 地球は、【真理】が、隠されているとは、いえ、全く隠した、わけではない。ヒントは、残しておいた。
 各地各地に、宗教を、持たせた。また、少数ではあるが、超常現象も、起こさせ、【神】へのヒントは、与えるように、した。この一風の、「【神】を見た」という、事件も、その一つである。

 【神】を知ろうと、する者には、そのヒントとなる、チャンスを、地上に残したのである。

 地球では、弱者への「いたわり」や、成すことへの「協力」、を、学んでもらいたい。
 目に見えることが、第一の世界と、したため、行動に「過ち」が、出ることは、仕方がない。それについては、私は、「【許す】」こととした。

 ただし、【真理】に、達してからは、よくよく、行動に、気をつけて、もらいたい。知らないことによる、過ちは、罪が軽いが、知ってからの過ちは、罪が重いのだから。

 地球という、【魂】の「修行」場も、なかなか、いいところ、であるぞ。十分、堪能してもらいたい。

 宇宙には、地球のような、【魂】の「修行」場は、星の数ほど、たくさんある、ということを、「あなた」がたには、この際、言っておこう。