ことわざに学ぶ「人生」:その107

◎ 灯台下暗し

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☆☆【私(※一風)から】

 灯台とは、江戸時代の部屋の灯りである、
 燭台のこと、です。

 燭台である、灯台は、
 室内を照らしますが、
 その、足下である部分は、
 燭台自身の陰となり、暗いのです。

 このことから、
 遠くのことに、よく熟知していても、
 案外、身近なことが、見えにくい、
 という、意味に、使われるのです。

 このように、灯台の弱点は、
 灯台自身、またその真下、
 ということに、なります。 

 自分が、自分の弱点を、
 いちばんよく、わかっている、
 だから、
 それを、見せないように、
 平然性を、保っていられる、

 自分のことが、いちばん見えにくい、
 と、知るべきです。

 常に、このように、ありたいものです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。