ことわざに学ぶ「人生」:その246

◎ 見返り

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 「人生」で、誤算があるとすれば、
 あなたの、した行為と、
 それに対する、

 ◎ 見返り

 に、期待したこと、
 が、関係しているのでは、
 ないかと、思います。

 私たちは、何かしら行為をします。
 そして、
 それに対する、見返りも、
 想像します。

 何か、良いことをすれば、
 お礼が、返ってくる、とか、
 それに見合う、行為が、
 返ってくると、内心、期待、
 しています。

 しかし、
 あなたが思うような行為が、
 返ってくることは、
 少ない、かもしれません。

 そんなとき、
 あなたは、どんな感情を、
 覚えますか?

 ★ これだけしてやった、のに、
  なんだ、お礼も言わないで

 ★ 私がこれだけしてやった、が、
  どれだけ、苦労したか、わかっているのか?

 とは、思わないでしょうか?

 ◎ 見返り

 を、期待したが、得られなかった、
 ことに、怒りを覚える、
 のでは、ないでしょうか?

 実に、そここそが、
 「人生」での、分かれ目、
 と、なるのです。 

 あなたの行為は、やりっぱなし、
 で、良いと、
 割り切って、みては、どうでしょうか?

 見返りなど、
 思わない、「人生」に、すれば、
 良いのでは、ないでしょうか?

 そんなふうに、
 「人生」観を、改めると、
 却って、
 意外な形で、お礼が、返ってきたり、
 するもの、です。

 太陽の熱も、見返りを求めて、
 照っているのでは、ありません。

 太陽は、ただ燃え、
 ただ、与えっぱなし、
 なのです。

 神様の恩寵も、
 見えずとも、ただ、与えっぱなし、
 なのです。

 これを、私たちも、
 見習えば、いいだけの、
 話しなのです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。