小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」37

◎ 「守護霊」とは? ④

※ 「守護霊」佐和子の、地上時代‥‥

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☆☆【私(※一風)から】

 前回の続きで、小桜姫の「守護霊」、
 佐和子からの、言葉であります。

 佐和子は、【この世】では、
 どんな「人生」だったのか?
 が、語られます。

 それでは、どうぞ‥‥

◎ 小桜姫:
 二十五歳で、亡くなられた、とのことで、
 ございますが、それまで、ずっと独り身で?

◎ 「守護霊」佐和子:
 独り身でおりましたが、それには、
 深い訳が、あるのです‥‥。
 実は‥‥、今更物語るのも辛いのですが、
 私には、幼い時から、許嫁(※いいなづけ)
 の人が、ありました。

◎ そして、近い内に、黄道吉日を選んで、
 婚礼の式を挙げよう、としていた際に、
 ふと起こりましたのが、あの戦乱。
 間もなく、良人となるべき人は、
 戦場の露と消え、私の若き日の楽しい夢は、
 無残にも、一朝にして、吹き散らされて、
 しまいました。

◎ それからの私は、ただ一個の【魂】の抜けた、
 生きた骸(※むくろ)‥‥、丁度蝕まれた、
 花の蕾のしぼむように、次第に元気を失って、
 二十五の春に、寂しくポタリと地べたに、
 落ちてしまった、のです。

◎ あなた(※小桜姫)の生涯も、随分辛い一生、
 ではありましたが、それでも、
 私のに比べれば、まだ遥かに花も実もあって、
 どれだけ幸せだったか、しれません。

◎ 上を見れば、限りもないが、
 下を見れば、また際限もないのです。
 何事も、皆深い因縁の結果とあきらめて、
 お互いに、無益の愚痴などは、こぼさぬことに、
 致しましょう。

◎ おじい様(※指導役の神様)のご指導で、
 近頃、あなた(※小桜姫)は、よほど立派には、
 なりましたが、まだまだ、諦めが足りないように、
 思います。
 これからは、私もちょいちょい見回りに参り、
 共々、向上を図りましょう。

◎ 小桜姫:
 その日の問答は、だいたいこんなところで、
 終わりましたが、こうして、一人の優しい、
 指導者(※「守護霊」佐和子)が見つかったことは、
 私にとりて、どれだけの心強さであったか、
 しれません。

◎ その後、私の「守護霊」は、約束の通り、
 しばしば私の許に訪れて、
 いろいろと有り難い援助を、与えて、
 くださいました。
 私は、心から、私の優しい「守護霊」に、
 感謝しているもので、ございます。

 
 以上です。

 こうやって、誰にも「守護霊」が付いている、
 ことを、知るべきでしょう。

 「守護霊」は、あなたを見守るのが、
 仕事です。
 
 そのあなたを見守ることで、
 「守護霊」自身も、向上するようです。

 「守護霊」からは、日夜あなたに、
 インスピレーションの形で、様々な、
 シグナルを、送ってきてくれて、います。

 良いインスピレーションが、胸に湧いた時、
 あなたは、自分に自惚れる、のではなく、
 「守護霊」に、感謝すべき、です。

 その「守護霊」への、感謝が、
 次への、さらなるインスピレーションへと、
 つながります。

 「守護霊」だって、元は「人生」を経験した、
 人間です。
 私たちから、「守護霊」のことを、認知されたら、
 嬉しいに、決まっています。
 「守護霊」としても、インスピレーションの、
 送りがいが、あるものです。

 「守護霊」への、感謝の念を、意識して送れる
 「人生」に、しませんか?
 そうすることで、あなたの「人生」は、
 劇的に、好転するでしょう。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。