小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」39

◎ 第二の修行場へ

※ 指導役の神様からの、かけられた言葉とは?

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☆☆【私(※一風)から】

 話は進み、小桜姫の修行場が、
 岩屋から、山の修行場へと、
 ステップアップすることに、なります。

 そこへ、引っ越すにあたり、
 指導役の神様からは、どんな言葉かけが、
 あったのか?

 今回は、そこから学んでいきましょう。

◎ 指導役の神様:
 そなた(※小桜姫のこと)は、戸外へ、
 出たがっているようじゃな。

◎ 遊びに出たい時には、出ればよいのじゃ。
 ワシが、よい場所へ案内してあげる‥‥

◎ もう少し行った所に、たいへんに良い、
 山の修行場がある。

◎ 多分そちの気に入るであろうと、思うが、
 ともかくも、一応現場へ行ってみると、
 しようか‥‥。

◎ 実は、ここがそちの修行場なのじゃ。
 もう別に、下の岩屋に帰るにも及ばぬ。
 早速内部へ入ってみるがよい。
 何もかも、一切取り揃えてあるから‥‥。

◎ 小桜姫:
 言われるままに、急いで建物の中へ、
 入ってみますと、中央正面の白木の机の上には、
 果たして、日頃の信仰の目標である、
 例の「御神鏡」が、いつの間にか据えられており、
 そして、その脇には、私の母の形見の、
 あの懐かしい懐剣までも、きちんと載せられて、
 ありました。
 私は、我を忘れて、御神前に拝きして、
 心から感謝の言葉を、述べたことで、
 ございました。

 
 以上です。

 指導役の神様からは、何もかもお見通しで、
 小桜姫の成長具合を勘案し、
 ピッタリの時期を見計らって、
 次の修行場へと、連れて行った、わけです。

 岩屋の穴の中の修行場から、
 山の崖にある平地に建った、苔むす家屋へと、
 グレードアップ、したのです。

 これは、当然、それだけ小桜姫の心境が、
 グレードアップしたことの、相関による、
 ものです。

 そこが、相応しい、わけです。
 だから、ごく自然に、移動できた、
 わけです。

 これを、あなたも、他人事として、
 読むのではなく、
 自分も、こうありたい、と、自分に重ねながら、
 読まれることを、願います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。