【神様】 このテーマも、対話形式とする。

【一風】 はい。よろしくお願いします。

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テーマ:【真の【幸せ】は、「お金」の中にはない】

【神様】 「お金」に、まつわる話は、山ほどある。
 「お金」=【幸せ】と、
 勘違い、している者が、多過ぎる。
 そして、「人生」を、誤る。

【一風】 はい。
 私(※一風)も、「お金」は、大事ですが、
 「お金」=【幸せ】
 では、ないと、確信しています。

【神様】 そうだ。
 しかし、「お金」=【幸せ】と、
 勘違い、している者が、多過ぎる。

【一風】 はい。お続け願います。

【神様】 真剣な「思い」(※【思念】)の、前に、
 「お金」など、意味をなさない。

 例を、あげる。

 いくら、「お金」を、積んだから、
 といって、
 積年の恨みの【念】を、抱いた、者からは、
 対象者は、殺される。
 頼む、いくらでも、「お金」を出すから、
 と言った、ところで、
 対象者は、殺される、のだ。
 そのとき、「お金」は、無力である。

 さらに、例を、あげる。

 大金持ちが、いまわの際で、
 「お金」を、いくら、積もうと、
 もう、「命」を、助けることは、
 かなわない。
 死ぬときは、死ぬのであり、
 「お金」で、止めることは、叶わない。

【一風】 はい。私(※一風)も、同感です。
 「お金」は、財産(※目録)のような、ものに、過ぎませんから。
 
 財産目録(※「お金」)を、
 いくら、たくさん持っていようと、
 その、本人が、【豊か】であることとは、
 関係は、ありませんから。

 人間は、起きて半畳、
 寝て、一畳、だと、思います。

【神様】 最大の、財産は、【魂】である。
 次いで、「身体」と、その「命」である。
 「お金」は、その、次の次の次、くらいか?

 「お金」で、真の【愛情】は、買えず、
 「お金」で、真の【友情】は、買えず、
 「お金」で、家族は、買えず、
 「お金」で、地位も名誉も、買えず、
 「お金」で、【幸せ】は、買えない。

 もし、買えたとしたら、
 それは、偽物の、
 【愛情】【友情】【家族】【地位】【名誉】【幸せ】
 である。

【一風】 はい。その通りです。

 昔、武士は、尊敬されました。
 それは、刀にかけて、守るべき、
 民と、武士道、が、あったからです。

 武士が、刀にかけて、真剣勝負するとき、
 「お金」などは、全く、
 無力でした。

 それを、民は、皆、
 知っていました。

【神様】 そうだ。その通りである。

 では、どこに、【幸せ】は、あるのか?

【一風】 はい。
 それは、【真理】を、知ること、
 に、あると思います。

【神様】 そうだ。よく、言えた。

 【真理】に、勝る、【幸せ】は、ないのだ。

 【真理】を、知ることで、
 真の【勇気】が、得られる。

 【真理】を、知ることで、
 真の【平安】が、得られる。

 例え、明日、地球が、爆発して、
 無くなることに、なろうと、
 【真理】を、知っている、ことで、
 何も、動じることは、なくなる、のである。

 【真理】を、知ることで、
 真の【幸せ】とは、何かとが、
 わかるようになる。

 見た目の、【幸せ】は、
 本当は、【幸せ】では、なく、
 見た目の、何でもないことや、
 見た目の「不幸」こそが、
 真の【幸せ】で、あったことに、
 気づける、のである。

 そして、恐れ、など、
 何一つ、ないことが、わかってしまう。
 
 こんなことは、
 「お金」を、いくら、積もうが、
 決して、得られない。

 「お金」の、世界とは、
 無縁、なのである。

 「お金」の、世界など、
 とうに、吹っ飛んでいる。
 そのとき、「お金」は、
 ただの、紙切れに、過ぎなくなる。
 まるで、戦後の軍票、と同じだ。

【一風】 はい。

 「お金」は、財産目録。
 物質の、財産が、いくら、あろうと、
 それに、遥かに勝るのが、
 【真理】で、あります。

 逆に言うと、
 【真理】を、知らないから、こそ、
 過剰に、「お金」に、
 執着するのだと、思います。

【神様】 そうだ。核心を突いたな。
 
 「お金」とは、使う手段。
 「お金」を、使うとき、
 人を、【幸せ】に、近づける、威力は、
 ある。

 しかし、【この世】限りの、もの。

 「お金」は、貯め込むものでなく、
 有効に、使ってこその、「お金」である。

 それも、【この世】限りの、もの。

 【あの世】には、持っていけない。
 一銭、たりとも。

【一風】 はい。よく、わかりました。

【神様】 今回、は、ここまで、とする。

【一風】 ありがとうございました。
 読者を、代表して、お礼申しあげます。