小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」23

◎ 結界が張られた、岩屋の修行場

※ 各人でそれぞれ、修行場が異なること

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☆☆【私(※一風)から】

 小桜姫の場合、【霊界】での最初の修行場が、
 岩屋の洞穴となりましたが、
 これは、各人各人で、最適の修行場が、
 あてがわれる、ようです。

 この岩屋で、小桜姫はどうなるのか?
 読み進めて、みましょう。

◎ そなた(※小桜姫)は、ただ一人、
 この道場に住むことを、心細いと思うてはならぬ。
 入口には、注連縄が張ってあるので、
 悪魔外道の類は、絶対に入ることは、できぬ。

◎ また、たとえ何事が起こっても、
 神の眼は、いつも見張っているから、
 少しも不安を感ずるには、及ばぬ‥‥

◎ 全て修行場は、人によりて、
 めいめい違う。
 家屋の内部に置かれる者もあれば、
 山の中に置かれる者もある。

◎ 親子夫婦の間柄でも、一緒には決して、
 住むものでは、ない。

◎ その天分なり、行状なりが、
 各自違うからである。

◎ 但し、逢おうと思えば、
 差し支えない限り、いつでも逢える‥‥

 と、あります。

 要、御熟読、願います。

 「逢おうと思えば、逢える」
 と、ありましたが、
 これを、額面通り、とらえては、なりません。

 それ相応の、高い心境になるまで、
 修行を積まなければ、逢えませんし、
 相手も、それ相応の修行が進んでいなければ、
 駄目だと、覚悟願います。

 その証拠に、
 小桜姫の場合も、良人と【霊界】で、
 再会できるのも、修行が進んだ、
 だいぶ先のことと、なるのです。

 さて、この修行場の入り口には、
 注連縄が、張られていますが、
 これは、外部と内部とを区分けする、
 結界を、意味しています。

 神社には、必ず注連縄が張ってありますが、
 ここからは、神域であると、
 結界を、意味している、わけです。

 有り難い、ことです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。