小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」107

◎ 滝の【龍神】との、対話

※ ここに何年くらい、お住まいですか?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 小桜姫は、この滝の【龍神】に、
 いろいろな質問を、投げかけます。

 この【龍神】には、前もって、
 龍宮界より、指図があったようで、
 何でも、答えてくれます。

 小桜姫は、「今」、人間にこのことを、
 通信してきて、くれていますが、
 と言うことは、
 この、【霊界】のことを、理解できる人間にも、
 知らせなさい、と言う、
 神様の、お考えだ、と言うことです。

 今回の、この対話も、私たちは、
 この中味を、しっかり理解せねば、
 なりません。

 それでは、今回のところを、読んでいきましょう。

◎ 小桜姫:
 私は、こんな立派な神様が、
 時々、姿を現して、親切に教えてくださるか、
 と思うと、かたじけないやら、
 心強いやら、自ずと、涙が、
 滲み出ました。

 これからは、何卒、よしなに、
 ご指導くださいますよう‥‥。

◎ 滝の【龍神】:
 ワシの力に及ぶことなら、
 何なりと、申し出るがよい。

 すでに、龍宮界からも、
 そなたのために、よく取り計らえ、
 との、お指図じゃ。
 遠慮なく、訊きたいことを、
 訊いてもらいたい。

◎ 小桜姫:
 親身になって、いろいろ優しく、
 言われますので、私の方でも、
 すっかり安心して、もったいないとは、
 思いつつも、打ち解けたような気分に、
 なってしまいました。

 あの、たいそうぶしつけなことを、伺いますが、
 あなた様は、よほど永く、ここに、
 お住まいで、ございますか?

◎ 滝の【龍神】:
 さあ、人間界の年数に直したら、
 何年位に、なろうかな‥‥?

 少なく見積もっても、三万年位に、
 なろうかな‥‥。

◎ 小桜姫:
 三万年!
 と、私はびっくりして、

 その間には、随分いろいろの、
 変わった事件が、起こったことでしょう‥‥。

 今回は、ここまでと、致します。

 人間と、【龍神】では、
 スケールが、全く違います。

 【龍神】には、【龍神】の時間の流れ、
 があり、
 に、人間には、人間の時間の流れ、
 が、あるわけです。

 それにしても、三万年とは、
 気の遠くなるような、時間で、あります。

 さて、このあとは、どのような対話と、
 なるのでしょうか?

 それは、また、次回に‥‥。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。