新時代への、知識「42」

◎「怨憎会苦(※おんぞうえく)」とは、
 【この世】の、掟(※おきて)

※ なぜ、【この世】に、敵役がいるのか?

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【【神様】からの解説】

 「怨憎会苦」とは、四苦八苦の、一つで、
 
 ◎【この世】では、
  憎い人、恨むべき人、悔しい人、
  に、出会うことと、なっている、

 との、教えである。

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 なぜ、【この世】に、
 このような、【苦】があるのか?

 各人、真剣に、一度考えてもらいたい。
 ここで、しばらく、時間を、置く。

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 考えられたで、あろうか?
 考えてから、以下、読んでもらいたい。

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 【苦】が、あるおかげで、
 人間は、真剣に、なれるのだ。

 【楽】の、状態では、
 人間は、真剣には、なれない、からだ。

 以上が、【答え】である。

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 人間は、追い込まれて、
 初めて、真剣に、なる。

 それが、【苦】なのだ。

 残念ながら、
 人間は、恵まれた、状況では、
 それに、安穏としてしまい、
 その、ぬるま湯、温室の中で、
 ぬくぬくと、して、人生を、終えてしまう、
 のである。

 だから、カンフル剤として、
 人間には、【苦】が、必要なのだ。

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 その中でも、

 ◎「怨憎会苦(※おんぞうえく)」

 は、非常な、苦しみを、伴う【苦】である。

 憎い敵(※かたき)と、会うことに、
 なっているのだから。

 それは、

 ・舅、姑
 ・家元、宗家
 ・(相続を争う)兄弟
 ・隣家の人間
 ・商売敵
 ・職場の上司、同僚
 ・恋敵
 ・イジメ役
 ・殺された相手

 などである。

 考えるだけで、虫酸(※むしず)が走る、
 敵役、の、出現である。

 どんな、人間にも、
 この、「怨憎会苦」は、襲ってくるのである。

 どう、お前なら、対処するのだろうか?

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 ・ 憎らしいほど、嫌な、ヤツ

 は、誰にも、発生するのである。

 ・ 馬が合わない、ヤツ
 ・ 生理的に、受け付けない、人

 が、出てくるので、ある。

 ・愛していたからこそ、
  それが、憎しみに、変わる人

 が、出てくるので、ある。

 これが、「人生」の、課題であるからかそ、

 ◎「怨憎会苦」

 などと、呼ばれているのである。

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 憎い相手は、
 考えれば、考えるほど、
 腸(※はらわた)が煮えくり返る、思いを、
 するであろう。

 憎い相手は、
 忘れようと、すればするほど、
 頭から、離れず、
 調伏(※ちょうぶく)を、念ずる、
 までに、なるかも、しれない。

 不倶戴天(※ふぐたいてん)の、敵が、
 出てくる、のである。

 肉親であろうと、赤の他人であろうと、
 関係なく、
 出てくる、のである。

 逃れられない、【苦】なのである。

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 「怨憎会苦」を、乗り越える、
 【答え】は、ある。

 しかし、お前たちには、信じられない、
 【答え】である。

 知りたい者は、
 【一風】の所へ、行き、
 聴けば、よいであろう。

 ただし、自分の【答え】を、持って。

 頭の中で、考えた、【答え】でなく、
 体験から、学んだ、【答え】を、もって、

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 敢えて、私(※【神】)からは、
 回答は、差し控える。

 私(※【神】)から、答えることは、
 お前たちの、成長の機会を、
 奪うことに、なるからだ。

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 今回は、ここまでとする。