『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「63」

◎ 新樹の守護霊、佐伯信光のこと ③

  【霊界】での、音楽修行とは?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 私たちが、死後、【霊界】で、
 どんなことに、没頭することに、なるか?

 それは、皆様、それぞれの、
 趣味・関心、如何であります。

 ここで、取り上げられているのは、
 佐伯信光霊の、音楽修行(※笛)ですが、
 本格的なものに、なり、
 様々な、関係する者(※霊)が、集って、
 きます。

 それは、あなたについても、
 同じ事、なのです。

 あなたの、趣味・関心は、何でしょうか?

 それが、ホンモノならば、
 あなたの、死後、
 【霊界】で、さらに、追究されることに、
 なるでしょう。

 その、一例として、
 今回の、佐伯信光霊の、【霊界】での、
 音楽修行を、お読みください。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
『新樹の通信』より

佐伯信光霊:

 私は、これに励まされ、
 自分で、自分を、叱りつけると、
 間もなく、心が、落ち着いてきた。

 それから、程良き地点を選んで、
 そこに、修行場を建ててもらった、が、
 それは、一人住居にしては、たいへん広々とした、
 立派な家屋であった。

 すべてが、白木造りで、
 周囲に、縁が付いており、
 そして、天井が、甚だ高い。

 これでないと、笛の響きがうまく出ない、
 ので、‥‥。

 また、部屋の広いのは、
 一つには、師匠に来て頂いたり、
 笛の仲間を、よんだりする、都合も、
 あるからで、‥‥。

 私には、生前、非常に愛玩していた、
 一管の笛が、あった。
 それは、私の死んだ時、
 棺の中に、納めてもらったが、
 いよいよ、修行場へ、落ち着くと同時に、
 
 ◎ 私は、その笛を取り寄せてもらった

 笛、そのものに、何の相違もないが、
 しかし、こちらで吹いてみると、
 その音色は、

 ◎ 生前よりも、遥かに冴えて感じた

 殊に、現界の真夜中と、思われる頃となると、
 あたりは、しんしんと、して、
  
 ◎ 笛の音は、満山に響き立った

 どうして、こんな良い音がでるのか?
 これが、生前出てくれたらならば、‥‥。

 いつも、そう思われるのであった。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 この報告にあるように、
 音楽でも、何でも、
 【この世】でのものより、
 【霊界】でのもののほうが、
 理想に近い、表現ができるので、あります。

 例えば、楽器の場合、
 【霊界】からすると、
 【この世】の楽器の、音は、

 ◎ ブリキの玩具の、音のようだ

 との、通信が、多数あります。

 【霊界】では、
 理想の、バイオリンの音色、
 理想の、ピアノの音色、
 理想の、ギターの音色、
 が、出せるのでしょう。

 理想の、ものは、【霊界】にあり、
 【この世】の、ものは、その影、に当たる、
 と言えるでしょう。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
『新樹の通信』より

佐伯信光霊:

 私が、自分の生命を、

 ◎ 笛一つに、打ち込んで、
   我を忘れて、吹きすさんでいると、

 ◎ 天狗たちが、それを聴きつけて、
   よく、遊びに来る

 ◎ 多い時は、五人も来る‥‥

 天狗の中には、笛の心得の、
 あるのが、ある。

 私が、天狗に教えてやることも、
 あるが、
 時とすれば、

 ◎ 言うに言われぬ、秘伝を、
   天狗から、教えられる、場合もある

 また、笛に連れて、

 ◎ 天狗たちが、舞うことも、ある

 風に翻る、華麗な衣装、
 さし手引く、手の鮮やかさ、
 なかなかもって、
 
 ◎ 地上では、見られぬ貢献である

 時としては、
 【精神統一】中に、何処ともなく、
 音楽が、聴こえて来る事が、ある。

 ◎ それは、妙なる、楽の音で

 これが、私にとりて、
 どんなに良い修行になるか、しれぬ。

 そうした場合に、
 自分も、よく、笛を取り出して、
 合奏してみるが、

 ◎ その楽しみは、また、格別である

 殊に、生前、篳篥(※ヒチリキ)の、
 名人であった人が、よく、私と、
 合奏をやる‥‥。

新樹霊:

 だいたい、これが、
 僕の守護霊の、音楽修行の、談話です。

 僕も、そんな話しを、聴かされると、
 少々、羨ましくなりますが、
 残念ながら、僕の素養が足りないので、
 とても、僕の守護霊のように、
 うまい、訳には、行きそうもありません。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 楽器の、合奏をしに、
 天狗や、名人が、集まってくる、
 とは、何と、嬉しいことでしょう。

 【霊界】の、天界部は、
 ハーモニーの、世界なのです。

 喜びを、分かち合う世界と、
 言えるでしょう。

 生前の、楽しみ・努力は、
 【霊界】でも、続くのです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。