ことわざに学ぶ「人生」:その187

◎ 「成仏」

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☆☆【私(※一風)から】

 この言葉は、一般的には、
 人が亡くなって、迷うことなく、
 【霊界】に、旅立った、
 という、意味で、使われていることと、
 思います。

 つまり、
 無事、仏の仲間入りをして、
 【霊界】に、入ることが、できた、
 と、とらえている、わけです。

 だから、
 「成仏」できない、とは、
 【この世】に未練が残っており、
 死んでも、なお、こちらで迷っている、
 と、思われている、のです。

 そういう、とらえ方で、
 概ね、間違いは、ないのですが、
 私(※一風)は、別のとらえ方を、
 しています。

 それは、どういうことか?

 私たちは、今、人間として、
 「人生」を送っていますが、
 それは、今という、一時的なことで、

 私たちとは、元々、

 ◎ 仏(※神)

 である、のです。

 だから、

 ◎ 「成仏」

 ではなく、
 正確には、

 ◎ 「帰仏」

 だと、言ったほうが、良いと、
 考えます。

 私たちとは、元々、【魂】(※神、仏)であり、
 今、一時的に、人間の殻をまとっている、
 存在なのです。

 だから、
 死んで、人間の殻から離れれば、
 【魂】の状態に、帰る、
 わけです。

 仏に成る

 のではなく、

 仏に帰る

 のです。

 そう考えて、「人生」を送ることが、
 誤ったことを為さずに、
 正しく、「人生」を送れるものと、
 私(※一風)は、確信しているのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。