小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」03

◎　【霊界】へ引き移ってからの、私どもの、
　　第一の修行は、‥‥

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☆☆【私（※一風）から】

　この言葉の、続きを記します。

　◎　【霊界】へ引き移ってからの、私どもの、
　　第一の修行は、なるべく早く、
　　醜い地上の執着から離れ、
　　なるべく速やかに、役にも立たぬ、
　　現世の記憶から、遠ざかるとこで、
　　ございます。

　と、あります。

　小桜姫は、こう説いています。

　醜い地上の執着から離れ、

　と。

　私たちの、【この世】とは、
　醜い地上だと、言っている、のです。

　今の、私たちには、
　【この世】しか、見えていません。
　その、【この世】が、醜いと言われても、
　返す言葉も、ありません。

　しかし、こう想像できます。

　【この世】とは、
　その過ごした「人生」が、
　長かろうが短かろうが、
　【霊界】から見れば、一時のことで、
　一つのエピソードに、過ぎないのだ、と。

　その、エピソードに、固執していては、
　【魂】にとって、次のステップに、
　つながらない、のだ、と。

　例えば、
　今回の「人生」が、女性の「人生」、
　だったと、しましょう。

　それが、亡くなってから、【霊界】でも、
　そのことに、こだわっていては、
　次に、進めない、のです。
　
　次に、経験すべき「人生」が、
　男性の「人生」に、なっているかも、
　しれない、からです。

　だとすれば、
　生前の、あれやこれやに、
　いつまでも、クヨクヨしたり、
　こうすべきだったと、後悔したり、
　していては、
　前に、進めないのです。

　小桜姫にも、たくさんの、
　【この世】での、未練は、あった、
　はずです。

　その、小桜姫が、こう述べている、
　のですから、
　私たちは、心して拝聴すべきです。

　私たちとは、本質は【魂】であり、
　たとえ、今乗っている身体が亡くなろうと、
　【魂】は、健在で、
　【霊界】で、【この世】での垢落としをし、
　次の、「人生」に、備える、
　ということが、
　この『小桜姫物語』から、
　読み解けます。

　では以降も、ご期待ください。

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読者の皆様へ：今回も、お読みいただき、ありがとうございました。