小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」02

◎ 私の現世生活の模様を、あまり、
  根掘り葉掘り、お訊ねになられぬことで、
  ございます

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☆☆【私(※一風)から】

 他界した【霊界】からの、「通信」、
 ということで、
 まずは、その身元の情報を聴きたくなる、
 のが、人情でしょう。

 どんな「人生」を、送ったのか?

 その時代は、どんなだったのか?

 に、関心がいき、ついそれについて、
 訊ねたく、なるものです。

 そのことを、小桜姫は、やめてほしい、
 と、まずは断っているのです。

 しかし、
 優しい小桜姫は、敢えて、
 室町時代に生きた、三浦氏内室としての、
 「人生」も、語っています。

 一方、真の小桜姫の使命とは?
 
 私たちが、例外なく往く(※逝く)ことになる、
 【霊界】のことを、語ること、
 で、ありましょう。

 私たちは、【この世】のことを、
 知ることなら、
 【この世】の人に、聴けばよいでしょう。

 私たちが、知らねばならぬのは、
 【霊界】のこと、です。

 【霊界】とは、どんな世界なのか?

 【霊界】では、どんな暮らしが、
 待っているのか?

 【霊界】と、【この世】との、
 関係とは、何なのか?

 このようなことを、まず、
 小桜姫に、聴かねば、ならない、
 のです。

 それが、わかってこそ、

 それなら、今【この世】で、
 こう生きねばならない。

 と、なるのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。