小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」12

◎ 新井城落城時の、小桜姫の心持ちとは?

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☆☆【私(※一風)から】

 小桜姫からの通信には、こうあります。

 ◎ 私はそこ(※油壺)で、対岸のお城に、
  最後の火の手の挙がるのを、眺めた、
  のでございます。

 ◎ お城も、とうとう落ちてしまった‥‥
  最早、良人も【この世】の人ではない‥‥

 ◎ 憎っくき敵‥‥
  女ながらも、この恨みは‥‥

 ◎ その時の一念は、深く深く私の胸に、
  食い込んで、現世に生きている時は、
  もとよりのこと、死んでから後も、
  容易に私の【魂】から、離れなかった、
  ので、ございます。

 ◎ 私がどうやら、その後人並みの修行ができて、
  神心が湧いてまいりましたのは、
  ひとえに、神様のお諭しと、それから、
  私のために、和やかな思念を送ってくだされた、
  親しい人たちの、賜なので、‥‥

 と、あります。

 前半は、人間としての、心、
 後半は、神霊となってからの、心が、
 語られています。

 戦争で、家族を失い、恨みに思う気持ちは、
 人間として、当然のことで、あります。
 そんな、心も、
 【霊界】では、神様からの、指導で、
 ちゃんと、矯正されていく、わけです。

 【霊界】での修行とは?

 【霊界】での神様とは?

 それが、最も知らねばならない、
 私たちの課題で、ありましょう。

 そのことについて、語るために、
 わざわざ、小桜姫が【この世】に、
 「通信」された、のです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。