新時代への、知識「4」

◎ 幻の【幸せ】、真の【幸せ】

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【【神様】からの解説】

◎ 幻の【幸せ】

 ・ 得たもの → 必ず手放す、失う
 ・ 会った人 → 必ず別れる
 ・ 愛した人 → 別れる、
         場合によっては、憎しみに変わる
 ・ 生まれたこと → 必ず死ぬ
 ・ 健康 → 病気になる
 ・ 若さ → 必ず老いる
 ・ 美貌 → 必ず衰える
 ・「お金」 → 使い切れず、死後、持って行けない
 ・ 盛んだった者 → いつか必ず衰える
 ・ 花 → 必ず萎れ、枯れる
 ・ 地位・名誉 → いつまでも、保持できない
 ・ 家族 → いずれ、生き別れ、死に別れる
 ・ 信頼 → 裏切られる
 ・ 成功 → 挫折を味わう
 ・ ラッキー → 永遠には、続かない

 お前たちの、追い求める【幸せ】とは、
 どれも、これも、つかの間の、もの、ばかり。

 一つとして、永遠性は、ない。
 そして、
 一つとして、それは、【幸せ】として、
 保証も、されては、いない。

 しかし、欲しくなるのである。
 そんな、幻の【幸せ】が。
 つかの間の、ものと、どこかで、
 わかって、は、いても。

 永遠でないものに、永遠を求める、から、
 「不幸」を、感じるのだ。

 だから、幻の【幸せ】は、
 そんなものなのだ、
 と、いった、付き合いを、せねばならない。
 その、幻の【幸せ】に、
 永遠性を、求めては、ならないのだ。

 そのような、一喜一憂の、ものが、
 はたして、【幸せ】なのか?
 
 真の【幸せ】とは、
 不滅で、不動の、もので、あるはずだ。

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 それでは、真の【幸せ】とは、
 何か?

 永遠なものとは、ただ一つ、

 ◎ 【魂】

 である。

 真の【幸せ】とは、

 ◎ 【魂】を、知る

 こと、なのだ。

 幻の【幸せ】を、さまざま味わい、
 その都度、それを、失う、喪失感、
 を、味わい、
 【幸せ】とは、いったい、何なのか?
 と、「人生」を、思うのである。

 自分が、信じた、【幸せ】が、
 永遠の、ものではなく、
 つかの間の、もの、
 それを、失うとき、
 【幸せ】を、感じた、倍以上の、
 「不幸」を、感じるのである。

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 そこで、ハタと、気づく。

 この、「不幸」を、味わい、に、
 生まれて、きているのでは、ないか?

 と。

 そうなのである。

 【霊界】では、【完全】な、【幸せ】の、
 中に、おり、
 それは、もはや、当たり前であり、
 【幸せ】は、【幸せ】では、なく、
 普通のことと、なっているのだ。

 【地上界】で、「不幸」を、味わい、
 【幸せ】とは、なんだったかを、
 思い知る、わけである。

 永遠の、存在、【魂】にとって、
 幻の【幸せ】や、「不幸」を、味わえることは、
 まことに、贅沢な、経験であり、
 己の、偉大さを、
 再追認、できるのである。

 さらに、
 【地上界】を、一つでも、
 【霊界】に、近づける、任務も、
 あるのである。

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 物質を、いくら、奪い得ても、
 その、「喜び」は、
 幻の【幸せ】であり、

 その、生き方は、誤りだと、
 気づく、まで、続くのである。

 【地上界】での、真の「喜び」とは、
 物質を、与える、「喜び」であり、
 
 ◎ 人の役に立つ、こと

 こそ、無上の「喜び」であることを、
 学ぶ、のである。

 そういう、人の役に立つ行為が、できるには、
 
 ◎ 己は、永遠の存在、【魂】であった

 ことの、発見、に、あるのである。

 【地上界】が、あるのは、
 この、気づきが、できるための、
 【道場】であると、言えよう。

 これは、言われて、わかることではない。
 苦難に次ぐ、苦難の、末に、
 己、自ら、気づいて、
 初めて、体得できること、と、
 言える。

 そして、

 ◎ 喜んで、人の役に立つ

 ことが、できるのである。

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 今回は、ここまでとする。