守護神からの言葉に学ぶ・その15

◎ 向上に際しての、掟(※おきて)

  それの、実行あるのみ!

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☆☆【私(※一風)から】

 前々回にも、紹介しましたが、
 地獄界での、向上には、

 ◎ 一つの掟(※おきて)

 が、あるのでした。

 あなたは、それを、覚えていらっしゃい、
 ますか?

 これより、それについて、
 再度、守護神から、言葉が、ありますので、
 心して、読んでいきましょう。

守護神:

 あなた(※R氏)の、身も心も、
 もう、たいへん回復しかけて、きたから、
 
 もう一度、下の地獄の都市に、立ち戻って、
 仲間の一人を、説得役して、
 こちらへ、連れて来らねば、なりません。

 そうすれば、あなたが、前年突き放した、
 大事な大事な、御方に、逢われることになる。

R氏:

 この逆戻りが、規則であってみれば、
 致し方ない。

 私は、再び、あの地獄の都市に、下って、
 行ったのであるが、

 お恥ずかしい話しだが、
 こんな、イヤに明るい、休憩所に、
 いるよりか、

 暗い、あの都市の方が、
 当時の私には、よっぽど気持ちよく、
 感じられたの、であった。

 が、都市に、行って、
 いざ、自分の味方を一人、見つけようと、
 してみると、
 その、困難なのには、今更ながら、
 驚かされた。

 散々、探し回った後で、
 やっと、地獄の生活に、嫌気がさしてきた、
 一人の女に、巡り逢った。

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‥‥

 さあ、いかがですか?

 自分一人が、助かるわけには、いかない、
 のです。

 これは、まさに、芥川龍之介の、『蜘蛛の糸』、
 と、そっくりです。

 自分一人だけが、欲としく、助かろう、
 などとしても、蜘蛛の糸は、切れたのです。

 R氏は、誰か他人を救わねば、
 自分も、救われない、掟(※おきて)を、
 実行しに、元の地獄の都市に、
 帰らされた、のです。

 【この世】でも、これが、一番難しいこと、
 では、ないでしょうか?

 自分を、律することは、
 容易いのです。

 他者を、そうさせるには、
 説得し、納得させなければ、なりません。

 この、掟(※おきて)を、
 生きているうちに、知っておくことは、
 価値あることです。

 それを、知れたあなたは、

 ◎ 幸せである

 のです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。