「人生」への新視点・22

◎ 【この世】では、「苦」こそが、「幸せ」である

  「楽」は、迷い、転落の元

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☆☆【私(※一風)から】

 今回も、申しあげにくいことを、
 説明いたします。

 【この世】では、私たちは、
 「苦」に、遭遇する事に、なって、
 います。

 「苦」に、遭わない人は、
 誰一人として、いないでしょう。

 例えば、
 「死」。

 身近な人が、「死」に、
 別れなければ、ならない、悲哀から、
 逃れられる、人は、いません。

 例えば、
 怪我、病気。

 突如とて、事故は、起きます。
 さっきまでは、平穏だったのに、
 前触れもなく、事故は、襲ってきます。
 これは、病気も、同じこと。
 私たちは、この、痛みからも、
 逃れることは、できない、のです。

 それでは、なぜ、
 そんな、「苦」に、遭わなければ、
 ならないので、しょうか?

 それは、こうです。

 「苦」に、遭うことで、
 私たちは、学べるから、です。

 「死」を、見ることで、
 「生」の、ありがたみを、知る、
 のです。

 「病」を、得ることで、
 「健康」とは、何かを、知る、
 のです。

 「苦」を、知らずして、
 「幸せ」とは、何かは、わからない、
 のです。

 【霊界】には、「苦」が、なかったのです。
 【霊界】は、「幸せ」ばかりの、世界です。
 「幸せ」ばかりの、世界では、
 「幸せ」が、逆に、体感できない、
 のです。

 【霊界】では、
 「老い」が、ありません。
 皆が、「若く」「壮健」なのです。
 だから、逆に、
 「若さ」「壮健」が、わからない、
 のです。

 お釈迦様は、【この世】は、「苦」である、
 と、喝破されました。

 まことに、そうなのです。

 【この世】で、「苦」を充分体験し、
 【霊界】での、【魂】の偉大さを、
 改めて知る、ことになるのです。

 ただし、付け加えて、申しあげますが、
 【この世】も、「苦」ばかりでは、
 ありません。

 適度に、「楽」も、混じります。
 厳しい中にも、楽しみも、あるのです。

 その、両方を、学習すれば、
 いいのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。