ことわざに学ぶ「人生」:その257

◎ 恨み呪えば、穴二つ

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☆☆【私(※一風)から】

 ◎ 人を呪わば、穴二つ

 とも、言います。
 
 その意味は、

 他人に害を与えれば、
 必ず自分にかえってくるものである。
 他人を呪い殺せば、
 自分も相手の恨みの報いを受けて、
 ついには、呪い殺され、
 相手と自分の分で、
 墓穴が二つ必要になる、
 こと。

 つまり、
 相手を恨むことによる、
 報復の連鎖の、行き着くところは、
 お互いの、墓穴が、
 二つ、できてしまう、
 ことを、言っているのです。

 世界は、核抑止力によって、
 危うい、均衡が保たれて、いますが、
 ひとたび、恨みによる、
 核ボタンが、押されれば、
 必ず、報復を受け、
 お互いに、自滅する、だけの、
 運命が、待っています。

 人間関係の悪縁は、
 国家の関係も、同じで、

 ◎ 「恨み」

 の念が、いかに不幸を招くかは、
 冷静に考えれば、
 判ると、思います。

 ◎ 恨み呪えば、穴二つ

 は、肝に銘じておかねばならない、
 格言だと、言えるでしょう。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。