小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」108

◎ 小桜姫の願い

※ 滝の【龍神】さんとの、対話より

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☆☆【私(※一風)から】

 新しい修行場で、気分も一新した小桜姫、
 でした。

 そして、なりより、この修行場には、
 滝を守る【龍神】が、おられます。

 真っ先に、小桜姫が願ったこととは、
 何だったので、しょうか?

 今回は、この話題からと、なります。

◎ 小桜姫:
 三万年! 
 と、私はびっくりして、

 その間には、随分いろいろの、
 変わった事件が、起こったので、
 ございましょう‥‥。

◎ 滝の【龍神】さん:
 もともと、こちらの世界のこと、
 であるから、
 さまで、変わった事も、起こらぬ。

 最初、ここへ参った時に、
 蒼黒かったワシの身体が、
 いつの間にか、白く変わった位の、
 ものじゃ。

 そのうち、ワシの真実の姿を、
 そなたに、見せて上げると、しよう‥‥。

◎ 小桜姫:
 それは、いつで、ございましょうか?
 只今すぐに、拝ませて頂きとう、
 存じまするが‥‥。

◎ 滝の【龍神】さん:
 いや、すぐという訳には、まいらぬ。

 そなたの修行が、もう少し積んで、
 これならば、と、思わるる時に、
 見せると、しよう。

◎ 小桜姫:
 私としては、一時も早く、
 この滝の【龍神】様の本体を、
 拝みたい、ばかりに、
 それからというとものは、
 一心不乱に、「精神統一」の修行を、
 続けました。

 また、場所が場所だけに、
 近頃の統一状態は、以前よりもずっと深く、
 ずっと混じりなく、なったように、
 自分にも、感じられ、ました。

 今回は、以上です。

 私(※一風)が、小桜姫だったとしても、
 同じように、
 【龍神】様のご本体を、拝みたいと、
 願うでしょう。

 実は、私たちは、【霊界】にいるとき、
 この小桜姫のように、
 【龍神】のお世話に、なっているのです。

 その時の、記憶が、【魂】の奥に、
 残されているため、
 【この世】でも、【龍神】が、
 描かれる、訳です。

 その姿を見て、私たちは、
 とても、懐かしく、思う訳です。

 さて、小桜姫は、案外早く、
 【龍神】の本体を、見ることとなりますが、
 それは、次回のお楽しみ‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。