小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」115

◎ 気象現象についての、【龍神】からの解説

※ 天地の間には、動かすことのできぬ、
 自然の定めがあり‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 自然は、恵みをもたらしますが、
 そればかりでは、ありません。 

 時に、自然は、猛威を振るうことがあり、
 それが、災害に、つながります。

 災害は、起きてほしくは、ありませんが、
 人間の都合には、自然は合わせては、
 くれません。

 人間は、大自然の中では、か弱い存在である、
 そのことを、自覚して、
 暮らさねば、なりません。

 さて、今回の見聞だった、
 雷雨について、【龍神】さんからの、
 解説と、なります。

 心して、私たちも、聴いていきましょう。

◎ 小桜姫:
 雨を降らすのと、
 雷を起こすのとでは、
 いつも、その受け持ちが、違う、
 のでございますか?

◎ 滝の【龍神】さん:
 それは、無論そうじゃ。
 
 ワシたちの世界にも、それぞれ、
 受け持ちが、ある‥‥。

◎ 小桜姫:
 どのような手続きで、あんな雨や雷が、
 起こるので、ございますか?

◎ 滝の【龍神】さん:
 それは、甚だ、難しい‥‥。

 一口に言ってしまえば、念力じゃが、
 無論、ただそう言ったのみでは、
 足らぬ。

 天地の間には、そこに動かすことのできぬ、
 自然の法則があり、
 【龍神】でも、人間でも、
 その法則に背いては、何事も、できぬ。

 念力は、無論大切で、
 念力なしには、小雨一つ、
 降らせることも、できぬが、
 しかし、その念力は、
 何を於いても、自然の法則に叶うことが、
 肝要じゃ。

 先刻、雨を降らせるに、ついても、
 ワシたちが、第一に、「神界」のお許しを、
 受けたのは、そこじゃ。

 大きな仕事になれば、なるほど、
 ますます、奥が深くなる。

 ワシたちは、言わば、
 神と、人との、中間の、
 一つの、活きた道具じゃ‥‥。

 
 今回は、ここまでと、致します。

 前回も、述べましたが、
 【龍神】の奥には、さらに「神界」が、
 存在します。

 「神界」の、高い位の、神々が、
 自然現象も、司っておられ、
 その法則は、曲げられない、
 わけです。

 私たち、人間の浅い知識レベルでは、
 まだまだ理解できない、こと、
 だらけ、なのです。

 ただ、一つ、言えることが、
 あるでしょう。

 それは、
 死んでも、【魂】という存在は、
 不滅である、
 と‥‥。

 これだけは、わきまえておけば、
 たとえ、自然現象の被害に遭おうと、
 デンとしておれば、いいのですから‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。