だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉05

◎ 死んだことを、知らずにいたのです

※ 病死した新樹の、述懐

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☆☆【私(※一風)から】

 今回は、「死」について、学びましょう。

 「死」んだとき、
 その自覚は、有るのか無いのか?

 自覚の有る人も、いれば、
 自覚の無い人も、いるようです。

 新樹の場合、
 「死」の自覚は、無かった、
 ようです。

 ということは、「死」んでいるのに、
 まだ生きていると、思っている、
 ということ、なのです。

 その部分を、読んでいみましょう。

◎ 小桜姫:
 
 そんな若い身で、どうしてこちらへ、
 引き取られたのです?

 詳しく物語って、ください‥‥。

◎ 新樹:

 僕、ちょっとした病気だったのですが、
 いつの間にか、意識を失って、
 死んだことを、知らずにいたのです。

 そのうち、叔父さんだの、
 お父さんだの、から聞かされて、
 初めて、「死」を、自覚したので‥‥。

 以上です。

 他の通信でも、
 「死」の自覚が無かった例が、
 数多く、出て来ます。

 どうして、そうなのか?
 解説します。

 私たちは、「死後」、身体から、
 離脱し、
 それに代わって「幽体」で、動くように、
 なります。

 「幽体」は、「身体」と全く、
 同じに見えるため、
 生きている時と、変わりがありません。

 しかし、「幽体」は、物質を素通り、
 します。

 生きている人の肩を、叩こうとしても、
 素通りです。手応えなし、です。
 相手の反応は、ありません。

 ドアを押して、開こうとしても、
 素通りです。手応えなし、です。
 ドアを開いてないのに、
 あなたは、中に入れます。

 そうです、あなたは、
 幽霊状態、と、なったのです。

 「死」んだとき、病気で意識がなかった場合、
 よく、こうなるのです。

 「死」の自覚が、ないと、
 トラブルの元と、なります。

 新樹も、「死」の最初は、
 そうだった、というわけです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。