だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉60

◎ R氏からの、報告

※ ついにR氏が、「憑依」すること

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☆☆【私(※一風)から】

 ここから、しばらくは、
 R氏の、「死後」における、
 転落人生(※?)、となります。

 R氏は、「死後」も、相変わらず、
 恨みを抱き続けており、
 その復讐心で、行動します。

 R氏だけでなく、
 私たちも、生前の思考が、
 そのまま、「死後」も続くものと、
 覚悟せねば、なりません。

 死ねば、直ちに「成仏」し、
 清い「心」の持ち主となる、
 は、
 実際には、有り得ない、のです。

 R氏の例が、そのことを、
 如実に、教えてくれて、います。

 R氏が、「死後」、
 どのような行動を、したのか?
 読んでみることと、しましょう。

 恐ろしいことが、語られます。

◎ R氏:

 とうとう、吾が輩の待ちに待ちたる、
 好機会が、やってきた。

 彼(※生前、R氏が恨みを抱いていた相手)は、
 自分の霊魂を、その肉体から、
 遊離させる修行を、開始していたが、
 
 その頃、ようやく、
 それ(※「幽体」離脱)が、
 できかけて、きた。

 これは、吾が輩にとって、
 真に乗ずべき、好機会であった。

 吾が輩は、彼の霊魂が、
 肉体から、脱出した隙を見澄まして、
 空き巣ねらいの、要領で、
 その空っぽの肉体へ、
 いきなり、飛び込んで、しまった。

 「ははは」

 と、吾が輩は、ほくそ笑んだ。

 「借り物ではあるが、これですっかり、
 元の通りの、人間様だ!」
 
 しかし、気の毒だったのは、
 彼の霊魂だった。

 外面から見れば、
 元の通りの、当人に、相違ないが、
 あに図らんや、中身は吾が輩で、

 当人の霊魂は、気の利かない顔をして、
 始終、身体の外に、ぶら下がっていた。

 「幽体」と、「肉体」とが、
 「生命の紐」で、連結されていたので、
 離れてしまう、ことも、できないが、

 さりとて、体内に入ることも、
 できない、のである。

 以上です。

 さて、とうとうR氏は、他人の身体を、
 乗っ取ってしまい、ました。

 外見上、彼に見える身体ですが、
 その身体を動かしているのは、
 R氏、となった、わけです。

 彼の霊魂は、その身体に鎖で繋がれて、
 外にぶら下がっている、状態、なのです。

 これで、R氏は、彼の身体を使って、
 悪事を為そうと、考えている、
 訳です。

 恐ろしい、ことです。

 【この世】には、このような例が、
 ある程度、あるのでは、
 と、私(※一風)は、推察しております。

 私たちは、興味本位で、
 「幽体」離脱など、
 絶対、やろうとしては、いけない、
 のです。

 次回は、具体的に、
 R氏が、どんな行動をとったか、
 読んでいきたいと、思います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。